優しくカラダを癒やす、5つの食材を発表!
生理痛がつらいときは鎮痛剤、のどの痛みを感じたら風邪薬。そんなふうにして、痛みや不快感を覚えると薬に頼るという人は多いはず。だけど、健康志向の高まりとともに、薬を飲まずに体の不調を改善するとされる食べ物の存在がクローズアップされてきた。では、実際に効果がある食べ物って一体なに……?
マカ
【効能】
昨今のウェルネストレンドにおいて、注目されているのがストレスへの抵抗力を高める働きがあるといわれる天然のハーブ、アダプトゲン。なかでも、脚光を浴びているのが「マカ」らしい。マカは、ペルー産のアブラナ科多年生植物の根から抽出される物質で、通常は粉末で消費されることが多い。古代から使われているこのハーブは、ホルモンのバランスを整えるとされていて、生理痛を緩和し、更年期の不快な症状を制御する効果があることも過去の研究から報告されている。
味は緑茶やビールに似ているとはいうものの、その味に慣れるには少々時間がかかる人もいるかも……。ちなみに、ミランダ・カーもイチオシの食材と絶賛しているそう。
「私は多くの女性の更年期障害を治療していますが、ほてりや寝汗を緩和させるには食生活を変えることが効果的です。更年期症状を抑えるといわれる食品は複数ありますが、なかでも、古くから多くの女性たちが頼ってきたマカパウダーはおすすめできます」とジェフリーズさんはコメントしている。
【摂り方】
「通常、1日に小さじ1~2杯が適量ですね」とチャンバースさん。ナッツやドライフルーツを砕いて丸めたブリスボール(砂糖、グルテン、添加剤不使用)の材料に、小さじ1杯のマカ(最初は半量がいいかも?)を加えたり、スライスしたケーキなどにふりかけると食べやすいという。また、午前中にほてりを感じがちで、体をシャキッとさせたいならスムージーに混ぜるのも良いそう。生理中なら、症状を緩和するために朝食のオーツミールに混ぜるのもよし。チャンバースさんによると「マカは錠剤で摂取することも可能です」とのことなで、どうしても味が受け付けられなかったら、サプリメントからトライするのもありかも。
original text : Sarah Weinberg translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photos : Getty Images
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。