リオ五輪直前企画! ファッションで振り返るオリンピック名シーン9
いよいよ今週8月5日(金)にブラジルのリオ・デ・ジャネイロにて開幕するオリンピック&パラリンピック大会。世界一盛り上がるスポーツの祭典だけに、人々の記憶に残る名シーンは数知れず。そこで、過去30年ほどの大会のなかから、特に視覚的に忘れられないファッション的瞬間をエルオンラインが厳選!
1996年アトランタ五輪
軽いだけじゃない! 24金シューズの男、マイケル・ジョンソン
選手と同様、オリンピックに照準を合わせて熾烈な争いを繰り広げているのがギアのメーカー。なかでも陸上競技のスパイクは軽量化やフィット感などで各社しのぎを削っている。軽量化といえば思い出すのはやはり“黄金シューズの男”マイケル・ジョンソン。1996年のアトランタ、2000年のシドニーではともに「ナイキ」と共同開発した黄金のスパイクを履いた彼、なんとシドニー版には本物の24金が縫い込んであったのだそう! その「ナイキ」、今回のリオ用には新スパイク“Zoom Superfly Elite”を4年かけて開発。靴底はなんと50%の軽量化に成功したとか。もちろん、ジャマイカ代表ウサイン・ボルトはお馴染みプーマの“EvoSPEED”で勝負。彼が2008年の北京で履いていたスパイクの色は、マイケル・ジョンソンにあやかった(?)ゴールドだった。
Photo: Aflo Text: Shiyo Yamashita