リオ五輪直前企画! ファッションで振り返るオリンピック名シーン9
いよいよ今週8月5日(金)にブラジルのリオ・デ・ジャネイロにて開幕するオリンピック&パラリンピック大会。世界一盛り上がるスポーツの祭典だけに、人々の記憶に残る名シーンは数知れず。そこで、過去30年ほどの大会のなかから、特に視覚的に忘れられないファッション的瞬間をエルオンラインが厳選!
2012年ロンドン五輪
これぞ若気の至り……ライアン・ロクテのダイヤモンドの歯
授賞式の際、表彰台の上でメダルに噛り付くポーズをとる選手は少なくないけれど、その歯がメダルよりも光り輝いていたという選手はこの人しかいないはずだ。ご存知、アメリカのトップスイマーで、これまでに金5、銀3、銅3のメダルを獲得しているライアン・ロクテだ。そんな彼が地味目なルックスを気にしたのか、2007年ごろから世界的な大会の授賞式で、自分の歯にヒップホップ系のアーティストのごときダイヤモンド&ルビーのグリルを装着していたのには世界中が凍りついたといってもいいだろう。当時の彼はヒップホップ・カルチャーに憧れがあるパーティー・ボーイだったとか。プレイメイトのケイラ・レイ・リードと真剣交際中の今はすっかり落ち着き、リオでキャリア最後の大花火をぶち上げようと気合い十分だそうだ。
Photo: Aflo Text: Shiyo Yamashita