デレク・ラム:拒否
僕が選挙の結果についてソーシャル・メディアで語ったとき、ひどくこき下ろされたんだ。それでまわりの人には、クライアントを遠ざけてしまうような意見はするべきではないと警告されたよ。それを受けて、自分の答えは、自国の政治制度に対しては非常に敬意を払いつつも、新しいファースト・レディの服装問題に自分が関わることは厄介な気がする、というものだった。僕としてはむしろ自分のエネルギーを、道徳的に正しくて、相互に敬意を払う世界のために注力したいと思っている。個人的にメラニア・トランプを知らないから、僕のコメントが彼女の個人としての価値を決めつけているとは思われたくないけど、ともかく自分がトランプの大統領職に関わるようになるとはまったく思えないんだ。(『WWD』)
Translation & Text: Naoko Ogata Photo: GettyImages