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ファッション・エディターKEIICHI

BEST 1「マルベリー」
ラムレザーのボルドーがかったブラウンのセットアップ。総レザーなのにハードさはまったくなく、完璧にフェミニン。ベル型のパフスリーブや、フレアスカートなどにも多様されていましたが、このケープコートに自分が女子だったら絶対に買う!と妄想決意を固めました。
 
BEST 2「リチャード・ニコル」
もうこれは、見た瞬間にためいき。遠目で見るとドレスなのですが、近づくとめちゃくちゃスポーティ!!!!! スウェット風の素材やステッチに、スパッと潔く入った黒のラインにエレガント×スポーティ×エッジィすべてが濃縮されていて、ファッションの創造性をあらためて見出してしまいました。
 
BEST 3「ユニーク」
着心地のよさそうなワントーンのルック。シルエットもゆったりしていてみるからに楽チンなのですが、さまざまな素材を組み合わせ新鮮さをプラスした上で、丈やシルエットでエレガントさを演出。歩いた時にふわりふわりとした生地の動きがまた女性らしくて◎。
 
今回現地でショーを見ていますが、ロンドンは原点回帰というか、もともと英国が持っているクラシカルでエレガントな伝統を大事にしよう! 的な雰囲気を感じました。もともと強みであったパンクやストリートなどの精神はありつつも、トラディショナルでアフォーダブルな、着る人に沿ったおしゃれ感を強調してきた感じです。モデルたちも英国出身のトップモデルがあらゆるショーを盛り上げ、英国出身のブロガーや女優達も勢揃い。昨年のオリンピックもあったからか、みんなで「英国で開催されるファッションウイークをチアアップしよう!」という意気込みを感じた滞在でした。

「【ロンドン編】エディターの極私的ランキング2013-14FW」トップへ

Photo: IMAXTREE

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