「物欲ストックホルム」Vol.7 ストックホルムではおなじみ、クリスマスムード満載の「グラニート」へ!
2016/12/21(水)
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収納用品がとても充実しているのも特徴。スルッセンのお店は、地下フロアが丸ごと収納コーナーになっています。

おしゃれだけれど、あくまでリアルなディスプレイ

試しに“Granit”と検索してみたら花崗岩のイメージ画像がたくさん出てきて、“花崗岩”という意味なのだと知りましたがそれも納得。素材はガラス、メタル、ウッドなどを主に、ブラック&ホワイトを基調にしたキッチンツールや文具、収納用品などが並びます。いずれも、無駄な装飾を省いたシンプルで機能的なプロダクトばかり。

ラッピング用品もグラフィックデザインに北欧らしさが感じられます。ラッピングペーパー3種セット99SEK、コード59SEK(1SEK≒12円)。

売り場にはリアルな実例もあって、インテリアのヒントがいっぱい! コーナーまるごと買って帰りたい衝動にかられます。例えば、一番上の写真の収納売り場、最上段にはごちゃごちゃした日用品がダイモテープとお揃いのケースで整然と並べられ、こんなにおしゃれに! 洗剤はなくてはならないものだけれど、どうしても生活感が出てしまうのは世界共通の悩み。こうして(最上段左)詰め替えたらいいのですね。

ダイナーふうのこのボードも、使い道がすぐ思い付かないけれど欲しくなります。ブラックボード(W60×H45cm)349SEK、張り付けたアルファベットはパックで99SEK、ボトルに入ったペンは39SEK〜(1SEK≒12円)。

梱包開けてそのままです、というなんてことないグラス。このおしゃれフォントの“hip hip HURRAY!”というカードがクリップ留めで添えられているだけで、なんだかパーティしたい気分になるから不思議です。タンブラー各SEK19(1SEK≒12円)。

こうして商品をいろいろ見ていると、シンプルななかにも北欧デザインのエッセンスを感じませんか? シンプルな鉛筆が六角形や丸でなく三角だったり、ホチキスの針が普通のシルバーでなくブロンズだったり、ほんのちょっとしたところに色気や遊び心が隠されていると思います。

日本未上陸のグラニート。小さなステーショナリーやキッチンアイテムは、スウェーデン土産にも最適ですよ!

Text: Sanae Sato

  • エディターSANAE

    エディター&ライター。航空会社にて客室乗務員として勤務後、現ハースト婦人画報社に入社。“プラダを着た悪魔”的ポジションから、『25ansウエディング』『エル・デコ』編集部を経てフリーランスに。現在はスウェーデン・ストックホルムと東京を行き来しながら、根無し草ライフ(?)を満喫中。

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