アートとデザインが密会? パリの隠れ家ギャラリーを訪ねて
アートとデザインのコレクター、フロランス・ロペスが住むパリの部屋では、ニュアンスのある青を基調に、ヴィンテージ家具やアートが競演していた。フレンチシック × ミニマリズム、その独特のスタイルとは?
厳選したアートに囲まれ、静かに微笑むギャラリスト
深く、鮮やかなブルーで塗られた壁をカンバスに、ちりばめられた彩り鮮やかなアート、そして魅力的な家具の数々……。このアパートメントを訪れるゲストは誰もが、そのドラマティックな色使いに目を奪われてしまうことだろう。家主であるフロランス・ロペスは、アートとデザインのコレクターだ。この色鮮やかで刺激的な空間は彼女の家であると同時に、実はプライベートなギャラリーでもある。
写真/家主のフロランス。その横にはフランス人アーティスト、トマ・レミュの照明「Verin」。1950年代に活躍したデザイナー、マシュー・マテゴのコーヒーテーブルの上には、エミール・ジリオリの作品。右奥にはロベール・クチュリエの彫刻が。
photo : MATTHIEU SALVAING realization : ANA CARDINALE text : RYOKO KOBIKI
-
Florence Lopez(フロランス・ロペス) /
アンティーク・ディーラーとして20年以上の経験を持ち、その卓越したセンスを体現した自宅をプライベートなギャラリーとし成功を収める。年に2~3件の建築プロジェクトにも携わっている。夫は建築家のパトリック・エルナンデス。
http://www.florencelopez.com
-
『エル・デコ』 No.131も今すぐCHECK!
雑誌『エル・デコ』No.131では、アートに大注目! 「アートと暮らす部屋」特集では、各国を代表するハイセンスなアートコレクターたちの部屋が続々登場。白い壁にアートを飾るホワイトキューブギャラリー風の部屋や、デヴィッド・リンチ風の謎めいた部屋など、圧巻のインテリアは見応えたっぷり。そのほか、テーブルセッティングに欠かせない食卓を彩る最旬“器”をお届け。旅をテーマに展開される様々な器やグラス、カトラリーを参考に、もっと自由な食卓を楽しんで!
>>購入、詳細についてはこちら