エディターズPICK 2014/8/12(火)

なぜ、ベルリンに北欧? 文化が交差する新ショップ

“ヴィトラ♥アルテック”の世界観を表現するショップが、ベルリンにオープン。「ヴィトラ♥アルテック・ビキニ・ベルリン」に集まった、クリエイティブ人脈に注目しよう。

市場に出回る「アルテック」製品を買い戻し、再販売する画期的なシステムのショップ「アルテック セカンド サイクル」も国外初登場。

ベルリンで注目される、気鋭のクリエイターが参加

総床面積200平米を誇る広々とした店内には、両ブランドの新旧コレクションの展示販売コーナーを中心に、アートとデザイン、そしてライフスタイルを提案するポップアップショップやカフェが並ぶ。内装はドイツ国内外で活躍する建築オフィス、「ゴンザレス&ハーセ」が、またロゴや印刷物のデザインは、「アルテック」の小物ライン「abcコレクション」のコンセプトを手がけたデザインスタジオ、「グレーグ」が担当。最旬のベルリン人脈が集結していることでも話題だ。

 「ビキニ」のオープニングのときのカード。街のあちこちにポスターが貼られ、何が起こるんだろうとベルリンっ子たちを驚かせた。 

  • マーク・キースリング&ビルテ・ハース/
    ベルリンを拠点に活動するデザインスタジオ、「グレーグ」を運営。「アルテック」の「abcコレクション」のコンセプトのほかコミュニケーションツールなども手がけ、ここのグラフィックも担当。マークはジェシカ・ライツとミッテ地区にある書店「ドゥ・ユー・リード・ミー?!」も経営。

    ミルック・クルベリ/
    2005年の「アルテック」CEO就任以来、新規事業を次々成功させてきた。7月より「ヴィトラ」ホーム部門の責任者に就任し、「アルテック」代表取締役としても腕を振るう。

    ノラ・フェルバウム/
    「ヴィトラ」のロルフ・フェルバウム前CEOの姪で数年前から経営に参画。7月からCo‑CEOに就任。並外れたデザイン愛で次世代「ヴィトラ」を牽引する存在になりそう。

    ピエール・ジョルジュ・ゴンザレス&ジュディス・ハーセ/
    フランス人のピエールとドイツ人のジュディスが1999年に設立した、ベルリンを拠点に活動する建築オフィス、「ゴンザレス=ハーセ」が内装を担当。欧州で話題のブティックや個人邸宅などのほか、昨年心斎橋に誕生した「ウィークデイ」のアジア1号店も手がけた。

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Photos:CASPER SEJERSEN Text:SHIYO YAMASHITA

  • ヴィトラ♥アルテック・ビキニ・ベルリン

    Budapester Straße 38‑50
    10787 Berlin
    tel. +49 30 8562 1680
    営業時間/10:00~20:00
    定休日/日曜
     
    問い合わせ先/アルテック ジャパン tel. 03-6427-7468
    http://www.artek.fi/
    http://www.facebook.com/ArtekJapan 

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