NYが沸いた! 「レクサス ショートフィルムズ」プレミア完全レポート
若手クリエイターを支援するべく「レクサス」が昨年からスタートした「レクサス ショートフィルムズ」のNYプレミアが開催! セレブが集結したレッドカーペットやアフターパーティから、メンターとして携わるケイティ・ホームズのインタビューまで、熱気に包まれた一夜の全貌を余すところなくお届け。
「海外で仕事をするときに自分を曲げる必要はない」
日本人女性としてこの大役を射止めたシンデレラガール、大川五月監督。今回のテーマ“Life is Amazing”にはとても共感できたのだそう。「人生は不思議なことの連続だけど素晴らしい。それは人間ひとりひとりが素敵だからなのだと思います」。
これまで7本のショートフィルムを発表し、国内外の映画祭への出品、受賞歴も多数。日本大学芸術学部卒業後、渡英を経て、米コロンビア大学院で映画作りを学んだ大川監督。英語は堪能だが、それでも製作時には海外スタッフとの間に壁を感じたという。「スタッフはCMやミュージックビデオを撮っている方々が多く、途中で意思疎通がうまくいかなかったことがあったんですけど、あるときに『君は映画を撮りたいんだね』と理解してくれて。そこから撮影もスムーズに進みました」。
海外での映画作りを体験して、日本との差は感じたのだろうか? 「私が実感したのは、海外で仕事をするときには自分を曲げないほうがいい、ということ。これはケイティ・ホームズにもらったアドバイスでもあります。自分はこういうビジョンでやっているんだというのを相手が異文化の人だからといって変える必要はなく、それを納得してもらえばいいんだということです。こちらが投げたものを向こうがどうキャッチするか、なんですね」。
「将来的にはもちろん長編作品を撮りたいと思っていますので、その目標に向けて山登りの途中です」と語る大川監督。上映後の質疑応答でも堂々たる受け答えとユーモアで会場を沸かせていた姿が印象的。今後の飛躍に期待大!
photo : Michika Mochizuki, GION
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「レクサス ショートフィルムズ」
「レクサス」とハリウッド屈指の映画会社ワインスタイン・カンパニーが協同で、新進気鋭の若手監督を支援する企画。第2回目を迎えた今年は、米出身のジョン・ゴールドマン監督、日本から大川五月監督を起用し、それぞれ“Life is Amazing”をテーマにショートフィルムを製作。現在、本編動画がオンラインで公開中! 今すぐチェックしてみて。
『マーケット・アワーズ』
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『オペレーション・バーン・オウル』
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