満席の会場からは拍手喝采！

今回のNYプレミアで上映されたのは、多数の候補のなかから起用された気鋭の若手監督、ジョン・ゴールドマン監督の『マーケット・アワーズ』と大川五月監督の『オペレーション・バーン・オウル』。“Life is Amazing”をテーマに、わずか10分以内という限られた時間のなかで出会いや別れ、伝えられない思いや葛藤といった感情をそれぞれが鮮やかに描写している。
 
満席となった会場で、観客の眼差しは真剣そのもの。ときに笑いがこぼれ、上映終了後は大きな拍手が。監督らが登壇した質疑応答でも活発に質問が飛び交い、「レクサス ショートフィルムズ」の注目度の高さとともに、NYに暮らす人々の新たな才能を受け入れる度量と貪欲さ、日常のなかにごく自然にカルチャーが溶け込んでいる風景が垣間見える瞬間となった。