巨匠ヒッチコックの傑作サスペンス

『裏窓』

「ヒッチコック監督によるサスペンス映画。子供のころに両親と観て、この映画で初めてグレース・ケリーを知り綺麗な人だなって思いました。設定はシンプル。アパートメントお向かいさんの部屋を覗く主人公（ジェームズ・スチュワート）。そのお向かいさんの部屋で事件が起きて巻き込まれてゆくさまが面白い。ちょっと離れたところから客観視していて、それがだんだん主観になっていく設定のシフトが上手ですね。カンヌライオンズ2008の『HBO Voyeur Project』に引用されている気がします。アイディアが強い」（zenkichidadさん）
 
巨匠アルフレッド・ヒッチコックの代表作のひとつ。足を骨折し自宅療養中のカメラマンは、窓から向いのマンションの住人たちの日常をのぞき見していた。そんな折、ある夫婦の妻の姿が消えていることに気づき、殺人事件を疑い始める。