インタビュー 2014/6/25(水)
『サード・パーソン』で大胆演技

新セクシー女優、オリヴィア・ワイルド独占インタビュー

『トロン:レガシー』で世界的に有名になり、その後、イタリア皇太子も虜にしたセクシーさと、高度な演技力を両立させる女優として佳作にでずっぱりのオリヴィア・ワイルドが挑戦したのは、ミステリアスで危うい不倫女子。皇太子との離婚を経て、ジェイソン・サダイキスとの子を出産後に公開となったこの作品で、見事妖艶な姿で戻ってきた彼女の独占インタビューを公開!

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大泣きしたり、急に淫らになったり、大胆になったり

―ポール・ハギス監督との仕事はどうでした?

オリヴィア: ポールと一緒に仕事をするのは素晴らしいわ。特に脚本は彼が書いているから、彼自身がストーリーに投影されていて、登場人物を全て深く理解している。どんな繊細な質問にも全てに答えを持っている。監督としても優れていて、指示も明確だし、スタッフにも尊敬の意を忘れない。演じる役柄についてとことん議論、分析できるから、脚本家と仕事をするのは楽しいわ。

ポールとは3回目になるんだけど、もう意思疎通が簡単にできるの。「オリヴィア!それはダメだ!」と言われれば、「はい、了解!」って感じでね。繰り返し仕事をするうちに、そういった分かり合える仲になれるのは素晴らしいことだわ。

―かなり年上の不倫相手となったリーアム・ニーソンとの共演は?

オリヴィア: 彼は素晴らしい俳優で、完璧に演技をこなすし、彼が出演してくれて本当に良かった。普段はとても優しい人なんだけど、しっかりとした強さを持っていて、その性格を役としても表現しているの。繊細な役どころで、観ていると彼の、妻やアンナに対しての酷い対応ばかりが気になってしまうかもしれないけど、それでも観客は彼を信じ、愛し、許してしまうはずよ。これは他の役者には到底できないことで、実際の繊細さを役に結び付けて、不自然でなく演じてみせるのは本当に大変だけど重要なことなの。

―撮影で大変だったことは?

オリヴィア: 複雑な心境の役を演じることね。アンナは特に、さっきまで楽しそうに笑っていたと思ったら、次の瞬間には取り乱して大泣きしたり、急に淫らになったり、大胆になったり、もう役柄の移り変わりを追い掛けるのが大変だったわ。でも、どの役も同じで、みんな苦労したところね。でもそこが演じ甲斐があったの。

また、時間や場所がどんどん入れ替わるから、観客を混乱させないように時系列をちゃんと把握することも必要だったし、みんな注意して進めていたんだけど、それも面白かったわ。この映画を難解にしている要素そのものが面白いのよね。

  • 『サード・パーソン』
    アカデミー賞監督ポール・ハギスが主役級俳優ばかりを集め、NY、ローマ、パリの3つの街を舞台に3組の男女が織りなす、愛、信頼、そして裏切りを描く物語。

    監督・脚本・製作/ポール・ハギス
    出演/リーアム・ニーソン、オリヴィア・ワイルド、エイドリアン・ブロディ、ミラ・クニス、ジェームズ・フランコ、キム・ベイシンガー、モラン・アティアス
    配給/プレシディオ、東京テアトル
    公式サイト/http://third-person.jp/

    2014年6月20日(金)~、TOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー

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