インタビュー 2014/1/28(火)
よしひろまさみちの“人生、映画でヨシ!”

比類なきバブル男を熱演! レオナルド・ディカプリオに直撃インタビュー

昨年12月の休業宣言後に、ゴールデン・グローブ賞のミュージカル/コメディ部門主演男優賞を受賞、映画賞の本丸アカデミー賞でも主演男優賞候補入りを果たしたレオナルド・ディカプリオ。「休業宣言撤回しないとまずいんでね?」的な流れになってきているレオさんに単独インタビュー、渦中の傑作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のこと、聞いてきちゃいました!

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(C) 2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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「僕の場合は、罠に落ちる怖さを知っていたのがよかった」

劇中のジョーダンは、信じられないくらいにイヤなヤツなんだけど、なぜか憎めないという不思議キャラ。レオさんがやったから、ってのもあるかもしれないけど、華やかなバブルライフを謳歌している人って、アホだな~と思う反面、落ちるのがわかるから憎めないのかも。
 
「ははは。そうかもしれないね。そういう人生のバブル期みたいなものを体験するって、すごく怖いことだと思うよ。僕自身も、周りからはそういうタームがあったようにみられるけど、僕の場合はその罠に落ちる怖さを知ってたのがよかったんだよね。なんせ僕が育った環境では、いつも騙し騙され、全財産を一夜でなくす人ってのが当たり前にいたから。それに、ハリウッドも似たようなもんだし。そんなところで平常心を保っていられるのは、僕がハリウッドに望んで入ったからだよ。誰かに入れられてたとしたら、ジョーダンみたいにいい気になってたかもしれないけど、子供の頃の経験があったから、常に平常心。金銭感覚だって鈍ってないし、意外とケチだと思うよ。金は人生の喜びを与えてくれるもんじゃないって常日頃から言ってるくらい。あ、そういうこと言うと『それは金持ちだから言えることだ』って言い返されちゃうんだけどね……(笑)」
 
そんなレオさんでも一つだけ目がないことがあるんだって。それが「ジャケットだけは、欲しいモノを買っちゃう」とのこと。ジャケットの一つや二つかわいいもんじゃない!
 
「そうでもない……。クローゼットが満杯なんだよ」
 
う……、やっぱり金持ちだわ。

  • 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
    巨匠マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオの5度目のコンビ作。ウォール街で“狼”と呼ばれた実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの波乱万丈の半生を映画化。斬新なアイディアと巧みなセールストークを武器に20代で証券会社を設立、またたく間に億万長者に成り上がったベルフォート。ドラッグとセックスと豪遊に明け暮れるクレイジーな日々を送っていたが、証券詐欺の違法行為で逮捕されてしまう。
     
    監督/マーティン・スコセッシ
    出演/レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー
    配給/パラマウント ピクチャーズ ジャパン
    公式サイト/http://www.wolfofwallstreet.jp/
    2014年1月31日(金)~、全国公開

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text : Masamichi Yoshihiro

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