若手フランス女優No.1、レア・セドゥの魅力に迫る!
12月15日(土)公開の映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』でヒロインを演じたフランス女優、レア・セドゥ。あどけなさの残る美貌と、多彩な役柄を難なくこなす演技力で、いまもっとも注目されている若手女優のひとり。来日したレアにインタビュー、その魅力を徹底解剖!
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愛する者に裏切られ、残酷な運命が訪れる
そんなシドニーに残酷な運命が訪れる。1789年7月14日、ベルサイユ宮殿に届いたのは、286名の処刑者リスト。そこには王妃マリー・アントワネットと、王妃の寵愛を受けるポリニャック夫人(ヴィルジニー・ルドワイヤン)の名前があった。
愛する王妃を守りたい一心のシドニー。だが彼女に告げられたのは「ポリニャック夫人の身代わりになりなさい」という王妃の言葉。愛する者に裏切られたショック、そして忠誠を誓った王妃から“命を差し出せ”と命じられたシドニーは、どう運命に立ち向かうのか……?
使用人という立場上、言葉で感情を表現することなく、仕草や目線で繊細な演技をみせたレア。
「特に意識したのは歩き方ね。意志をもって歩く、ということ。もちろん18世紀の人物ではあるけれど、映画を観るのは現代の人だから、現代に通じる何かがないといけないと思ったの」
特筆すべきはスクリーンでの存在感。カメラに撮られることが天職だと思わせるほどの吸引力を見せつける。
「幼いころから女優になりたいと思ってたわけではないの。だけど初めて映画を撮ったときに、『これだ』と思った。それは確信を超えた強い何かだったから、自分の選択が間違ってないことを願いたいわ(笑)。カトリーヌ・ドヌーヴやアンナ・カリーナといった女優たちは、いつでも憧れの存在ね」
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『マリー・アントワネットに別れをつげて』
監督・脚本/ブノワ・ジャコー
出演/レア・セドゥ、ダイアン・クルーガー、ヴィルジニー・ルドワイヤン
配給/ギャガ
公式サイト/http://myqueen.gaga.ne.jp/
2012年12月15日(土)~、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ 他全国順次ロードショー
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