防弾少年団がELLEだけに語る! BBMA受賞直前フルインタビュー
北南米ではすでに大騒ぎになっている韓国で結成された男性7人のヒップホップグループ、BTS(防弾少年団)に、ビルボードミュージックアワード(BBMA)で授賞式直前に「ELLE」はロングインタビューを敢行。そこで韓国人アーティストとして初めて、トップソーシャルアーティスト賞(一般投票賞)に約5億票を獲得し受賞した彼ら。しかも名門デフジャムレコードからシングルをリリースし、ジャスティン・ビーバー、セレーナ・ゴメス、アリアナ・グランデという強敵達を抑えての快挙をなしとげ、日本でも再始動したばかりのBTSが語るこれからの夢は見逃せない!
―――BTSが他のKPOPグループから際立っているのは、みなさんが個人的な経験を歌っていること、メンタルヘルスの問題についても声を上げていることだと思います。大人の男性へと成長していく上で、みなさん自身が書いた曲や音楽を通して自分の感情を表現することがどう助けになりましたか?
ラップモンスター:
曲を作ることで、僕は常に社会を見つめるようになりました。それはまた、他の人によりよい、前向きな影響を与える人になりたいと思わせてもくれます。
ジェイホープ:
僕が自分と同じような若い世代に共感し、彼らの存在を主張できるようになったのは、BTSの音楽の助けがあったから。彼らを代弁するような音楽をもっと作っていきたい。
―――みなさんの音楽からどのようなメッセージを受け取ってほしいですか?
シュガ:
僕たちの音楽からポジティブなエネルギーを得て欲しいと思っている。人生はつらいものだし、物事がいつもうまくいくとは限らない。でも僕たちはそれに立ち向かい、生きていかなくてはいけない。
ジェイホープ:
僕たちは、同じ世代の人たちにたくさんの様々なメッセージを届けている。僕たちの曲を聴いて、いいエネルギーをもらって欲しい。
ジミン:
僕たちの音楽がこれからもずっと人の心を感動させることができれば、本当に素晴らしいと思っている。心が動けば、それは何かもっといい、ポジティブなものに変わっていくんです。
―――みんなで新たにBTSのファンになった人に勧めたい7曲でプレイリストを作るとします。何を選びますか?
ジェイホープ:
「No More Dream」、「Boy In Luv」、「DOPE」、「FIRE」、「Save Me」、「Blood Sweat & Tears」、「Not Today」かな。
―――ダンスも素晴らしいですよね。みなさんの音楽をまだあまり知らない人に、グループとしてのベストダンスを見てもらえるMVを勧めるなら、どれがいいと思いますか?
ジェイホープ:
「DOPE」と「Save ME」かな。
―――振付がいちばん大変だった作品は?
ジェイホープ:
「Spring Day」。まさにモダンダンスのような振付だったので。
Photo: GETTY IMAGES, COURTESY OF BTS Translation : Yoko Nagasaka