インタビュー 2013/5/31(金)
『イノセント・ガーデン』いよいよ公開!

23歳の注目株、ミア・ワシコウスカにインタビュー

『アリス・イン・ワンダーランド』でアリス役に抜擢され、その後『永遠の僕たち』『ジェーン・エア』など名監督たちに続々起用されているオーストラリア出身女優ミア・ワシコウスカ。同郷のニコール・キッドマンと共演した最新作『イノセント・ガーデン』で主演をはたしたミアに直撃!

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(C)2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

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同郷の大スター、ニコール・キッドマンとの共演

―本作であなたは主役ですが、同じオーストラリア出身のニコール・キッドマンと共演していますね。
 
「オーストラリアで育って、俳優になりたいと思っていたから、彼女は国際的なレベルに躍り出た初めてのオーストラリア人俳優の一人だった。以前から彼女のことは尊敬していたし、彼女の作品が大好きだったの。彼女はとても面白い作品選びをするし、素晴らしい人たちと共演していると思っていたわ。彼女はオーストラリア人のアイコンだし、私の母も彼女が出演した映画を見せてくれたりした」
 
―ニコールの印象はどんな感じでした?
 
「彼女はとてもオープンで素敵な人。それに親切よ。撮影中に1週間ほど私の両親が来ていたんだけど、彼女は二人にもとても優しくしてくれたわ。彼女は映画での経験や旅行の話をしてくれたの。そんな接し方をしてくれる人は過去にもそれほど多くなかったわ」
 
―あなたはマシュー・グードと一緒のシーンが多いですが、彼についてはどうですか?
 
「ウディ・アレンの映画とか、彼の出演作は何本か観ていたわ。彼はとても楽しい人よ。私が『ジェーン・エア』で共演したマイケル・ファスベンダーとよく似たところがある。彼はこの役にぴったりだと思うわ。洗練されたヨーロッパ人的なところがあるし、とてもチャーミングだから」
 
―映画の中での彼との関係について少し教えてください。
 
「最初は二人の関係はあいまいだけど、ゆっくりと明らかになっていく。脚本とストーリーのすばらしいところのひとつは、観客がストーリーの先読みができないことだと思うわ。チャーリーがどんな動機を持っているか、二人の関係がどうなるか、観客がずっと推理し続けてくれればいいと思う。簡単に言うと、彼は彼女の叔父さん。パク監督の表現では、彼女は卵の中のヒナで、チャーリー伯父さんは彼女が外に出られるように殻をつっついているの」 
 
―このかなり文学的な脚本を書いたのが、元テレビスターのウェントワース・ミラー(※海外ドラマ「プリズン・ブレイク」の主役・マイケル役)だったというのはかなりの驚きでした。彼が8年の歳月を費やして完成させたという、初めての脚本についてはどう思いましたか?
 
「初めて脚本を読んだとき、そのことを知っていたかどうか覚えていないけれど、彼が書いたというのは面白いと思ったわ。でも、先にすばらしい脚本だと聞いていて、とてもワクワクしながら読んだし、本当に驚いた。『プリズン・ブレイク』は何度か見たことがあるけれど、彼はものすごく頭がいい人ね」

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  • 『イノセント・ガーデン』
    外部から遮断された屋敷に暮らすインディアは、唯一の理解者だった父を事故で亡くしてしまう。父の死を悲しむインディアだったが、行方不明だった叔父チャーリーが葬儀のためにアメリカの田舎町に戻って来る。一方、情緒不安定な母は現実に対処しようと苦しんでいた。チャーリーは魅力的だったが、インディアは彼に隠された動機があるのではないかと疑い始める。そして彼女は、彼女の母と同様、叔父に惹かれていく。
     
    監督/パク・チャヌク
    出演/ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン、マシュー・グード
    配給/20世紀フォックス映画
    公式サイト/http://www.foxmovies.jp/innocent-garden/
    2013年5月31日(金)~、TOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテ他全国ロードショー
     
    (C)2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

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