23歳の注目株、ミア・ワシコウスカにインタビュー
『アリス・イン・ワンダーランド』でアリス役に抜擢され、その後『永遠の僕たち』『ジェーン・エア』など名監督たちに続々起用されているオーストラリア出身女優ミア・ワシコウスカ。同郷のニコール・キッドマンと共演した最新作『イノセント・ガーデン』で主演をはたしたミアに直撃!
次々とチャンスをものにし、最速でハリウッドの成功を手に
オーストラリア出身の女優、ミア・ワシコウスカ。母国のテレビ出演からキャリアをスタートしたミアは、ティム・バートン監督の『アリス・イン・ワンダーランド』のヒロイン役に大抜擢されハリウッドでの注目を集め、ガス・ヴァン・サント監督の純愛映画『永遠の僕たち』や名作を映画化した『ジェーン・エア』に主演、そしてアカデミー賞作品賞にもノミネートされた『キッズ・オールライト』ではレズビアンカップルの娘役を演じるなど、次々とチャンスをものにし、その確かな作品選びと透明感あふれる美貌で、23歳にしてすでにハリウッドでの成功を手に入れつつある注目女優だ。
そんな彼女が同郷の女優ニコール・キッドマンと共演した新作『イノセント・ガーデン』は、ある家族に起きる謎めいた出来事をスタイリッシュに描いたミステリー。『オールド・ボーイ』などの韓国のパク・チャヌク監督のハリウッドデビュー作にして、脚本はTVドラマ「プリズン・ブレイク」の主役でおなじみの俳優ウェントワース・ミラー、美術と音楽は『ブラック・スワン』のスタッフが手掛けるなど、多彩な才能が集結した作品。
―あなたが演じたヒロインのインディアはとても複雑な若者のように見えますね。
「そう、インディアはとても複雑な若い女性よ。彼女は18歳で、大人になる過渡期にいるところ。私とパク監督の間では、この作品は青年が大人になるストーリーということで意見が一致しているの。これは間違いなく、インディアが大人になる話だし、彼女はとても孤立していて、内面にひきこもった暮らしをしているわ」
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『イノセント・ガーデン』
外部から遮断された屋敷に暮らすインディアは、唯一の理解者だった父を事故で亡くしてしまう。父の死を悲しむインディアだったが、行方不明だった叔父チャーリーが葬儀のためにアメリカの田舎町に戻って来る。一方、情緒不安定な母は現実に対処しようと苦しんでいた。チャーリーは魅力的だったが、インディアは彼に隠された動機があるのではないかと疑い始める。そして彼女は、彼女の母と同様、叔父に惹かれていく。
監督/パク・チャヌク
出演/ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン、マシュー・グード
配給/20世紀フォックス映画
公式サイト/http://www.foxmovies.jp/innocent-garden/
2013年5月31日(金)~、TOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテ他全国ロードショー
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