フランスの最旬イケメンが“LOVE”を語る!
本国フランスで絶大な人気を誇るシンガーソングライター、ジュリアン・ドレ。『エル・ジャポン』10月号のパリ特集では、おすすめのデートコースを案内してくれたジュリアンに、恋愛についてたっぷりインタビュー。
“自分らしさ”をもった女性に惹かれる
―これまでで最高だったデートについて教えてください。
初めてのデート。これからどんなにたくさんデートを重ねたとしても、一生覚えているものだと思う。
―どんな女性のファッションが好きですか?
自分らしさのあるスタイルが好きだね。逆に好感をもてないのは、他の誰かになろうとしている人。
―“自分らしさ”は内面においても重要ですか?
もちろん。性別を問わず、自分らしさはすごく大事。ある程度の年を重ねて気づくことだと思うけど、自分らしさを発見すること、自分自身であることは魅力的だよ。
―どんな女性に惹かれますか?
僕は自分のことをロマンティックな人間だと思っているけど、女性に惹かれる部分は本当にたくさんあるんだ。女性はマジック! とても奥深い魅力があると思うよ。それは外見ではなく、外見を超えて現れてくるもの。
―気になる女性にはどうアプローチしますか?
僕はフランスでは有名人だから、なかなか難しいところはあって。有名だと、相手の女性が僕に対するイメージをあらかじめもっているから。シンプルに、自分の素直な気持ちを伝えるのは難しいんだ。でも有名であることの弊害を押しのけて、最後までいこうと努力したときに、それは恋愛になると思う。
―あなたは以前、フランス版『エル』の“最もセクシーな男性”にも選ばれていますが、セクシーと言われることについて、どう思いますか?
“セクシーな男性”に選ばれたのはとても誇らしいことだけど、それ自体を真に受けず、ユーモアをもって受け止めようとしているよ。「セクシー」という言葉の一義的な意味で捉えるのではなくて、それを楽しむぐらいのスタンスでいたい。それよりも、誰かと出会ったときに、相手が自分のことをどう受け取るのか、のほうが大事だと思ってる。
―あなた自身、シャイな部分がありますか?
10代のころからシャイで控えめで、今でもそうだと思うけど(笑)。だからこそ音楽をやっているんだ。ステージに立つことで、自分のシャイな部分を克服しているところもある。ステージで歌うことと、控えめな本来の自分との間には距離があるんだ。有名にはなったけど、他人を尊重すること、他人の意見を聞くことは心掛けるようにしてるよ。周りは盛り上げてくれるけど、傲慢になって人の話を聞かないのは嫌なんだ。
photo : Masaru Mizushima