もしかしてセカンドバージン!? セックスレスにならないための6つの心得
2017/03/07(火)
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心得其の5

たまにはよそ行きの顔をしてみる

セックスがご無沙汰となっているカップルは、別に愛が冷めたわけでもないのにお互いを異性として見なくなっている場合が多いです。付き合いたてのカップルですら、一緒に住んだり付き合いが長くなってくると、セックス自体が照れ臭かったり、親子や兄妹のような関係になってしまうこともあります。それはそれで、緊張のない安らげる関係ではありますが、そこから急にスイッチを入れて男女の関係に戻ったり、女性として好きな人といる緊張感を取り戻すのは、奥ゆかしい日本人なら尚更、苦手な人が多いはず。
同棲しているパートナーがいる人は、それぞれが出かけて帰ってきた後、化粧を落として部屋着に着替えるのを、いつもより1時間遅くしてみてください。外出掛けているときの、おめかしした状態のお互いを認知することで、安らいだ関係であっても少しだけ緊張感が戻ります。また、彼よりも先に家に着くことが多い人であれば、実は彼に見せているのは常にスッピンパジャマ姿になっていないでしょうか? 素のままのお互いを見せる楽しみを失う必要はありませんが、ある程度お互いの安らいだ姿を見せ合った後であれば、よそ行きモードの自分を見せることは、性的な意味での関係を取り戻すきっかけになるかもしれません。

Text : Suzumi Suzuki Photo : Getty

  • 鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)など。Twitter:@Suzumixxx

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