官能力をアップする13の方法
エロスにどっぷり浸りたい晩夏。官能力を高めてセックスをより楽しむコツを、ラブライフアドバイザーのOLIVIAさんとロマンスライターのピンク先生が伝授。実践的なエクササイズなどのフィジカル面からメンタル面のポイントまで、自分自身のスイッチをONにする13の方法をご紹介!
オーガズムに近づくための秘策
【3】緊張と弛緩がカギ
快感の絶頂・オーガズムのキーワードは、緊張と弛緩。張りつめた身体の緊張が解けるときに、最高の快感がわき上がってきます。そこで、普段から緊張と弛緩を意識し、“気持ちイイ”体験をたくさんしてみましょう。たとえば、水風呂につかった後に温かい湯船につかる、身体にギュッと力を入れて緩める(特に膣口に力を入れて緩める“膣トレ”はすごくおすすめ)などなど。感じる回路が開かれ、性的快感もキャッチしやすくなるのは当然のこと。(ピンク先生)
【4】“外イキ”トレーニング
クリトリスでオーガズムを感じることを“外イキ”と呼びます。「イッたことがない」と相談される女性は、自分の性器を見たり触ったりしたことがほとんどないという方が多いのです。まず、ショーツの上から指で性器をなぞっていくと一カ所だけ特に気持ちいい部分があります。そこがクリトリスです。クリトリスは、快感を感じるためだけについている器官。じんわりと心地よさを感じる触り方を見つけてみて。
次に、ショーツを脱いで、自分の性器を観察してみてください。抵抗感なく見ることができたら、少しずつ性器に触れて感度をアップ。指をクリトリスにあて、縦方向・横方向・円を描くなど、指の動きを変えてどの動きがイキやすいか探してみましょう。包皮の上からのほうがいいか、皮を剥いたほうがいいのかも比べて、自分のイキやすい触り方を見つけて。女性のオーガズムはメンタルと関係が深いので、無理をせず気分が乗ったときに行いましょう。(OLIVIA)
【5】“中イキ”トレーニング
膣でイクことを“中イキ”と呼びます。どちらかというと“中イキ”のほうが難易度が高くて上級者のオーガズム、“外イキ”はライトなオーガズムと思われているようです。そもそもオーガズムにランクもありませんし、オーガズムがなくてもセックスはできますが、快感の幅を広げておくとセックスがもっと楽しくなります。
膣の中でオーガズムを感じやすいスポットは2つ。それぞれのスポットの場所を確認しておきましょう。ひとつめは膣口から3~5センチ上がった膣の前壁にあるGスポット。清潔にした指をそっと挿入して、膣壁を押していくと、自分でGスポットを探すことができます。ふたつめのスポットは、子宮の入り口のポルチオです。ポルチオは、指で触ることが難しいので、バイブレーターやディルドを奥まで挿入して刺激することで、感覚を掴めるでしょう。(OLIVIA)
photo : Getty Images, AFLO
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OLIVIA(オリビア)/1980年生まれ。ラブライフアドバイザー。学生時代に「女性のマスターベーション」をテーマに卒業論文を執筆。2007年より性に関する総合アドバイザーとして活動開始。日本のみならず海外での講演やテレビ・ラジオ出演、書籍出版、スクール運営など、多方面で「女性が幸せになるためのセックス」の情報発信と次世代のラブライフアドバイザーの養成を行っている。女性誌や週刊誌にも多数取り上げられ、セックス特集には欠かせない性のオピニオンリーダーとなっている。最新刊『愛され女子は知っている 世界でいちばん幸せなおうちセックス♥』(マガジンハウス)好評発売中。著書に『最高に気持ちがいい!感じるセックス、飽きないセックス』(実業之日本社)、電子書籍『人に言えない、セックス相談室』(KADOKAWA)ほか。
公式サイト http://olivia-catmint.com/
ブログ http://ameblo.jp/olivia-manneri-crasher/ -
ピンク先生/ロマンスライターとして女性誌のセックス特集を中心に、セックスに関する記事や書籍を企画・制作。膣トレブームの火付け役となった『ちつ☆トレ』(荻原かおる著/マガジンハウス)を始め、共著・企画本多数。著書に『夜のマナーブック~誰も教えてくれなかったベッドのお作法~』(祥伝社)、『がんばらないセックス~週1愛され続ける女の秘密~』(マガジンハウス)、『魔法の仲良しレッスン』(ベースボールマガジン社)、『男子のためのラブテクニック』(池田書店)ほか。ラブグッズのプロデュースや、性の悩みを語る『セクシャルセンスアップヒーリング会』などのイベントも主宰する。
公式ブログ http://ameblo.jp/pinksen/
セクシャルセンスアップヒーリング会 http://sextherapist.blog100.fc2.com/