番外編:レセプションのケーキも型破り!
この後、フロッグモアハウスでレセプションを開催するヘンリー王子とメーガン・マークル。ロイヤルウェディングのレセプションで出されるケーキはドライフルーツや洋酒を使って長期間保存できるものにするのが習わし。デコレーションにも長持ちするフォンダンが使われ、それを1周年や記念日に食べるのが伝統だそう。でも今回はシチリア産のレモンを使ったレモンカードやオーガニックの卵などで作ったフレッシュで、その場でおいしく食べられるケーキをレセプションで供する。デザインしたのはロンドンにあるパティスリー「ヴァイオレット」のシェフ、クレア・タック。バタークリームやバラ、ボタンなどの新鮮な花々がデコレーションに使われている。また高さがなく、豪華さより親しみやすいムードが感じられるのも特徴。一般人を招いたり、ゴスペルをパフォーマンスしてもらったりと型破りな演出が盛りだくさんだった今回のロイヤルウエディング。ケーキにも2人らしい自由な姿勢が表れていると言えそう!
photo: Getty Images, AFLO text: Yoko Nagasaka