マイナースポーツは日本人イケメンを見つけて楽しむが正解
K
:オリンピックではマニアックなスポーツの選手にこそ輝いて欲しい!
S
:本当にそうですね。いわゆる東欧系の国が強そうな種目というか……。
K
:今回注目したいのは水球。水球ってすべての競技のなかで一番しんどいんじゃないのかな。日本も32年ぶりに出るんですよね。
全員
:水球、萌える!
R
:水球ってなんであんなふうにキャップをかぶってるんでしょうね? 身体はめちゃくちゃマッチョなのに、可愛い感じの赤ちゃんみたいなあご紐つきのキャップだから、ギャップ萌えしちゃうんだけど。
M
:耳を守るだめのプラスティックの耳あてがついてるからああいう形なんじゃないのかな。
K
:水球といえばこないだNHKで吉川晃司が応援歌を披露してた(笑)。水球やってた有名人といえば彼ですもんね。ついに出番が!
R
:水球の日本代表、いわゆる“ポセイドンジャパン”なかでいちばんのイケメンと言われてるのが保田賢也選手。「テラスハウス」に出てたけど、確かにカッコいい。
S
:水球はセルビアとかクロアチア、それにハンガリーなどが強いんですが、実は昨年の世界ランキングだと3位はブラジル。日本は2戦目でそのブラジルと対戦。ハイレベルな戦いが期待できそう!
M
:ハンガリーには隠れたイケメンがいそうで、それも楽しみ。あとマイナーといえばフェンシング! 北京とロンドンで太田雄貴選手が活躍したことからようやく日本でも陽の目を見た感のある種目だけど。
K
:フェンシング、面白いですか?
M
:それがすごく面白いの。フルーレ、エペ、サーブルって3競技あるんだけど、太田君はフルーレでメダルを獲ったのよね。フェンシングは電気剣で判定するから公平で、そういう部分もいい。
R
:剣先のツンツンっていうので勝負がついちゃうから、目が離せないんですよね。今回はエペの見延和靖選手にも注目したいな。日本人選手じゃないけど、イタリアのアルド・モンタノ選手も忘れちゃいけないイケメン。
S
:フィアット元会長の孫のラポ・エルカンと共通する雰囲気がある。もう37歳ですけど、今回も出場するので注目です。
K
:フェンシングの残念なのは、試合中は顔が見えないことですよね。試合後にマスクを取って、初めて顔が見えるという。
R
:そこに萌える!という部分もあるかもしれないけど(笑)。いわゆる騎士のスポーツってところも女子ごころをくすぐるんですよぉ~。
S
:7人制ラグビーは15人制とは同じラグビーでありながら全然違う種目なんですよね。スピード感があって面白い。今回は女子日本代表、サクラセブンスの活躍も楽しみ!
M
:やっぱりニュージーランドとオーストラリアが強いの? ニュージーランド代表のハカ、見たいな。
S
:もちろん強いんですが、最新の男子の世界ランキングだと1位はフィジー、2位は南アフリカなんです。日本は15位。
Y
:日本代表の注目株は藤田慶和選手や松井千士選手。藤田選手は15人制の去年のワールドカップでも活躍してましたよね。
M
:今回は近代五種にも注目したい。英語で言うところの「ペンタスロン」。
S
:武井壮が挑戦するとか言ってたやつだ(笑)。
R
:近代五種って種目は何と何でしたっけ?
K
:馬術、水泳、フェンシング、射撃、ランニング。これを1日で全部こなすんだから凄い! いろんな面が見られるのがいいですよね。泳ぐし走るし。これでかっこいい選手だったらたまんないですよね(笑)。
M
:日本だと三口智也選手に注目してます。自衛隊体育学校所属。自衛隊なのはやっぱり射撃があるからかしら。
R
:最後にトランポリンも! 神経を使わずに見れるから好きなんですよね。前回のロンドンのときも、寝る前にちょうどテレビでやっていたトランポリンをボーッと見てるのが心地よかった。
Y
:トランポリンといえば日本でずっと注目されてきた伊藤正樹選手は怪我しちゃったんでしたっけ?
S
:怪我もあったしぎっくり腰が再発したともニュースで言ってましたけど、最終的にはリオ入りしたみたいなんで、頑張ってほしいですよね。
K
:普通にしてたらメダル獲れる人ですもんね。全快を祈ります!
Photo: Aflo, GettyImages Text: Shiyo Yamashita
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座談会メンバープロフィール
山縣みどりさん(M )/映画ライター
エルは本誌、オンラインともに度々登場する全方位に事情通な映画ライター。スポーツは本来アメフト、バスケ好き。ゴシップに精通しているので、大会がスタートしてからのSNSでの発信にも期待! マッチョLOVE。
渡部かおりさん(K )/ファッションエディター
夏季五輪全般が大好き。特に陸上競技やバレーボールなどの球技、シンクロナイズドスイミングには常に注目している。人間ドラマに泣くのがお約束。
桜田玲子さん(R )/グラフィックデザイナー
エルまわりのデザイナー。体育会出身。サッカー好きが高じて、ワールドカップは開催国まで観に行くほど。夏季オリンピックでは他にフェンシングやトランポリンなどのマイナースポーツも楽しみにしている。
山下紫陽さん(S )/ライター、編集者
スポーツ観戦全般が趣味で、特にサッカーはプレミアリーグから高校サッカーまで片っ端から見まくる。高校時代に水泳部に所属していたため、オリンピック観戦で一番盛り上がるのは競泳。
エディターY
オリンピックはミーハーに観るにわかスポーツファン。TV局が作ったあおりVTRに簡単に涙してしまうほど、涙もろい。連日TVで流れる過去の五輪の名シーンで既に涙腺崩壊。