フェミニストとしてのメーガン妃
今のように男女格差撲滅のムーブメントが一般的になる前からジェンダーの平等のために声を上げてきたメーガン妃。わずか11歳のときに食器洗い用洗剤のCMに出てくる男女差別的な表現に怒りを感じ、当時ファーストレディだったヒラリー・クリントンと女性の権利問題の分野で活躍する弁護士グローリア・アラリドに手紙を書いたことが知られている。それをきっかけにあるテレビ局が彼女の家に取材に訪れ彼女の主張を放送、洗剤のブランドは宣伝フレーズを変えることになった。メーガン妃は常にいい変化を生み出したいと望み、成し遂げてきた。そしてそれは結婚式でも同じ。
世界で最も伝統ある組織と言ってもいい英国王室。その最も新しいメンバーがその組織に彼女のこれまで主張してきたフェミニズムをどのようにもたらしたのか、早速分析してみたい。
photo : Getty Images, AFLO Translation & Text: Yoko Nagasaka