マッチングアプリで本気の恋を始めるためのステップ5
2018/05/17(木)
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はじめに

出会いはネット・・・・・・周りの評価なしで人を見定めるのは難しい?

古くはmixiやTwitter、最近では恋活アプリやマッチングサイトなど、ネットを使って恋のお相手を見つける機会はここ20年で爆発的に増えました。もちろん、インターネットの登場以前から、文通やテレクラなど、実際に会ったことのない相手と文字や音声で繋がる方法はありましたが、気軽さや機会の豊富さなど、何をとっても現在の比ではありません。

例えば学校のクラスメイトや会社の同僚との恋愛、あるいは合コンや飲み会、ナンパなどで出会った人との恋愛、出会いかたもそこから紡がれる関係も千差万別ではあるものの、リアルな世界で実際に会ってから始まる関係と、ネット上での出会いは明らかに異質。特に、オンラインでは1対1で出会うことが多いので、共通の知人がゼロなところから始まるのは普通。

人は自分の目に100%の自信がない場合がほとんどですから、周囲からの評判や相手側の友人などを見て、彼が信用に足る男なのかどうか見極めることがあります。休日や仕事後に共通の知人を交えて遊んだり、あるいは仕事で絡んだりすればそういったことは自然と目に入るものですが、そういう意味でオンラインカップルは孤立しがち。

せっかくこれだけネット世界が充実した時代に生まれたのだから、フル活用して素敵な恋愛をしたいと思うのは普通の感情ですが、そういったマッチングアプリでの出会いの難点をクリアするためのチェックポイントは? 顔と顔を突き合わせない知り合いかたで幸せになる方法はあるのでしょうか。

Text : Suzumi Suzuki Photo : Getty Images

  • 鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)、『愛と子宮に花束を』(幻冬舎)、『おじさんメモリアル』(扶桑社)など。最新の著書は今を生きる女性のお金の使い道や稼ぎ方について評した『オンナの値段』(講談社)。
    Twitter:@Suzumixxx
    http://lineblog.me/suzukisuzumi/

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