2016年 世界フィギュア 男子SP。試合前に監督と「士」のおまじない。
羽生結弦がもっと好きになる基礎知識その①「試合前に十字を切る動作」編
羽生結弦がもっと好きになる基礎知識その①「試合前に十字を切る動作」編
羽生選手が、演技前に胸の前で十字を切るしぐさ。これはクリスチャンというわけではなく、武士の「士」という漢字を書いているのだそう。「コーチから教わったおまじないのひとつで、身体の縦の軸をまっすぐにして肩のラインと腰のラインを水平に保つように意識し、『軸がぶれないように』と言い聞かせている」のだとか。
試合後もしっかりとリンクにご挨拶。
またリンクに出入りする際に、しっかりとお辞儀をすることでも知られるが、これについては過去のインタビューでこのように語っている。「リンクにお礼をするというのは、柔道からリスペクトさせていただいてるというか、(柔道は)3回もお礼するじゃないですか。僕らにとってのフィールドはリンクであって、滑らせていただいているという感覚があるので、今回もケガしないで済んだ、最後まで滑らせていただいたっていうのをちゃんと考えながらお礼をしなきゃなって」。
Photos: Aflo, Getty Images