ベル/『美女と野獣』
・読書好きはベルだけ!
読書が大好きでいつも本を持って歩いているベル。これは知性的な女性であることを表現するためだそう。これまでのディズニー映画で読書好きのプリンセスはいなかったとか。頭が良くて活発なベル。この性格は1933年の映画『若草物語』でキャサリン・ヘップバーンが演じた次女ジョーがモデルになっているという。
・一人っ子になった理由があった
原作のおとぎ話ではベルは3人姉妹の末娘という設定(ちなみにレア・セドゥがベルを演じた『美女と野獣』にも2人のお姉さんがいた)。でもディズニー映画では一人っ子の設定。実は『シンデレラ』のキャラクター構成と似てしまうので変えたとか。
・茶色い髪は初めて!
ベルはディズニー史上初の茶色い髪&ヘーゼル色の目のお姫さま。
・ドレスはあの名作2本にインスピレーションを受けていた
ベルの着ているブルーと白のドレスは映画『オズの魔法使い』のドロシーと『サウンド・オブ・ミュージック』のジュリー・アンドリュースをモデルに考えられたものだそう。
・ダンスシーンは先輩かップルのリサイクル?
ベルと野獣のダンスシーンは『眠れる森の美女』のオーロラ姫と王子さまのダンスシーンのアニメセルを使って作ったそう。だからこの2組のカップルの動きはそっくりなのだとか。ちなみに時間がなくなってしまったからリサイクルしていたという噂。見比べてみたい!
・アカデミー作品賞女優になったかもしれなかった!
『美女と野獣』はアカデミー作品賞にノミネートされた唯一のアニメ映画。つまりベルはアカデミー作品賞を受賞するかもしれなかった唯一のプリンセス!
Text : Yoko Nagasaka