2018 SAG(全米映画俳優組合)賞ハイライトをレポート!
2018/01/22(月)
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ニコール・キッドマンの感動的なスピーチに称賛の声続出

テレビの部のテレビ映画/リミテッドシリーズ部門で主演女優賞を獲得したのは「ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜」のニコール・キッドマン。ハリウッドに蔓延するエイジング差別を批判した。今回、ニコールの他に主演女優賞にノミネートされていたのは「フュード/確執 ベティvsジョーン」のジェシカ・ラングやスーザン・サランドン、「ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜」のローラ・ダーン、リース・ウィザースプーンなどベテラン女優ばかり。スーザンは71歳、ジェシカは68歳。一番若いリースも41歳だし、ちなみに受賞したニコールは50歳。

最近まで「40歳を過ぎた女優には役がない」と言われていたハリウッドで、この顔ぶれがノミネートされたことそのものが快挙。ニコールはトロフィーを受け取ると「この賞をこのステージで受け取ることは驚くべきことです」「40歳を超えてもキャリアを続けることができるのは何て素晴らしいことでしょう。20年前だったら、私たちはこのステージでくたびれて見えました。今はそうではありません。私たちは自分たちに才能があり、力があり、成長できるということを証明しました。そして今も証明し続けているのです」。さらに「映画業界には私たちの望むようにやらせて、とお願いしたい。これは始まったばかりなの」と語ったニコールに会場のセレブたちも拍手喝采!

アンチエイジングよりもアンチ・アンチエイジングが今の主流。男女格差や人種の格差だけでなく、年齢格差もハリウッドから変わっていくことに期待したい!

photo : Getty Images, AFLO  text: Yoko Nagasaka

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