第75回ゴールデングローブ賞最速レポート!
2018/01/08(月)
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ナタリー・ポートマン、ハリウッド外国人映画記者協会を批判

女性の連帯、パワーが強調された今回のゴールデングローブ賞授賞式。でも実は映画の部の監督賞のノミネーションをめぐっては男性に偏っているという意見も挙がっていた。ノミネートされたのは『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロや『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドノーを始め全員男性。今年の話題作『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンスや『Lady Bird(原題)』のグレタ・ガーウィグは候補に上がらず、男女格差が指摘されていた。

監督賞のプレゼンターを務めたナタリー・ポートマンはこれに言及。発表する前に「候補者は全員男性ですね」と付け加えるのを忘れなかった。短い言葉で、でも痛烈に賞の主催者である外国人映画記者協会を批判したナタリーに観客席のセレブたちからも拍手が! クリエイターのションダ・ライムズ、コメディ女優のミンディ・カーリング、ジーナ・ロドリゲスやアンバー・タンブリンはTwitterなどSNSでも彼女の意見を賞賛!

ジェンダー格差や性的暴行、隠蔽体質など様々な問題点が明らかになった昨年のハリウッド。それを改革していこうという意気込みを示すアワードシーズンの幕開けとなった。これからSAG(全米映画俳優組合)賞、英国アカデミー賞、アカデミー賞がどのような作品に栄誉を与え、俳優たちがどんなスピーチや姿勢を見せるのか注目したい。

photo : Getty Images, AFLO  text: Yoko Nagasaka

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