第75回ゴールデングローブ賞最速レポート!
2018/01/08(月)
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司会のセス・マイヤーズ、冒頭からパワー全開!

昨年10月にハーヴェイ・ワインスタインが告発されてから、ハリウッドで力を振るってきた監督、プロデューサー、大物俳優たちのセクハラが明らかになってきた。今年の賞レースではこの話題は避けられないとみられていたけれど、司会のセス・マイヤーズはこの問題に冒頭から切り込んだ。

「女性の皆さん、そして今も残っている男性の皆さん」と呼び掛け、拍手喝采を受けたセス。「司会は女性に任せようと思ったらしいのですが、映画界の力のある男性から『ホテルに来てください』と言われた時点で女性はみんな断ったらしくて、僕に話が回ってきたんです」とワインスタインがホテルに女優たちを呼び出していたことをネタに。また「今夜ワインスタインはここに来ていません。でも心配しないで。彼は20年後に追悼特集で初めてブーイングされる人として戻ってくるだろうから」と冗談も!

セクハラの告発をタブー視せずに、冒頭から思い切りジョークにしてしまったセス。このオープンさ、これこそハリウッドの強さかも。

photo : Getty Images, AFLO  text: Yoko Nagasaka

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