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「『パリの女』であって、『パリジェンヌ』ではないのだ」

『パリの女』

「代官山 蔦屋書店」には、文学、旅行、料理などのジャンルごとにその道に精通したコンシェルジュが30名以上在籍し、訪れる客の本選びに的確かつ丁寧なアドバイスをくれる頼もしい存在。今回は、旅行分野のコンシェルジュ、山田佐和子さんが“旅に出たくなる”おすすめ本をセレクト!
 
「この本では『パリジェンヌ』を一部の種族の違いと区別し、『パリの女』を“明確さや、決断力や、管理上の驚くべき才能や、仕事における頑張りや、自分を尊敬させる術などを持っている”と位置付けています。派手な色彩を身につけてもいなければ、凝ったベルトのバックルをつけているわけでもない。それでも、彼女たちの自信に満ちた優しさや、優雅で洗練されたふるまいは当時の人々を魅了してやみませんでした。前半では女学生やお針子さんなど、1950年代パリに生きる女性たちのエピソードが表情豊かに描かれ、後半では彼女たちの当時の様子を写真でまとめています。彼女たちの一言一言が現代の私たちにも自信を与えてくれる、そんな一冊です」(山田さん)
 
『パリの女』
アンドレ・モーロア著(紀伊國屋書店)¥2,940
>>詳細・購入はこちら

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