羽生結弦選手をずっと近くで見つめてきたカメラマンが語る本当の魅力 vol.1
2018/02/07(水)
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エキシビションの曲、“Notte Stellata”では、白鳥をイメージした美麗な衣装を完璧に着こなし、観客をその世界観に惹き込んだ。

Photo: Nobuaki Tanaka (Shutterz)

同じプログラムでも毎回変わる表情

とはいえ、羽生選手は同じプログラムでも同じ演技はしないそうで、「細かい手の振りや表情までも、毎回ちょっと違うんですよ。あれ? ここでこんな顔したっけ、こんな手の動き? と驚かされるのもしょっちゅう。演技に入り込んでいるから、その時の感情で表現が変わるのかもしれません。だからこそ一瞬も見逃せないし、面白い。どんどん撮りたくなるんです」。

Interview&Text: Hiromi Nakatani

  • 田中宣明(たなかのぶあき):大学卒業後より写真を学び、スポーツフォトグラファーとしてのキャリアをスタート。フィギュアスケートではイベントなどでオフィシャルカメラマンを務めるなど、国内外のスケーターたちからの信頼も厚い。とくに羽生選手はノービス時代から撮り続けており、他では見せない表情、特別な一瞬を切り取った写真にファンも多い。『羽生結弦SEASON PHOTO BOOK 2016-2017』が発売中。国際スポーツプレス協会会員。
    日本スポーツプレス協会会員。

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