テーマ⑤ 切ないラブストーリーが目白押し
『世界一キライなあなたに』2016年10月1日公開
イギリスの田舎町で失業中のルーがみつけたお仕事は、車椅子生活を送る富豪の息子ウィルの介護係。生きる希望を失ったお城に住む王子様と、心根優しいちょいダサ天使との恋物語と思いきや、ウィルの切なる決意によって涙のハッピーエンドは恋の先の大きい愛へと。人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラークが、自分を変える恋に出会うルーをキュートに好演。『あと1センチの恋』のサム・クラフリンも王子様にぴったり!
2016年10月1日(土)より、新宿バルト9ほかにて公開。
https://warnerbros.co.jp/c/movies/sekakira/
『灼熱』2016年11月公開
クロアチア人とセルビア人が内紛によって対立し“ロミオとジュリエット”のごとく引き裂かれる、1991年、2001年、2011年の恋人たちの物語。3つの時代の3組の男女を同じ俳優が演じるという巧みな演出。3本の矢(物語)は束ねられ、愛の力に未来を託す一本の強靭な矢となり観客の胸を射貫く! 太陽が燦々と降り注ぐアドリア海の風景のなかに、クロアチアのロミオとジュリエットが愛の力と平和への祈りを刻む、カンヌ映画祭「ある視点」審査員賞受賞作。
2016年11月、シアター・イメージフォーラムほかにて公開。
http://www.magichour.co.jp/syakunetsu/
『胸騒ぎのシチリア』2016年11月公開
紺碧の空が広がるシチリアを舞台に、ロックスター、マリアンと年下の恋人、乱入する昔の男とその娘が繰り広げる恋のさや当ては、愛と欲望、誘惑と嫉妬の果てに思わぬ事件を呼ぶ。マリアン役のカリスマ女優ティルダ・スウィントンのスレンダーな肢体を際立たせるラフ・シモンズデザインのオリジナル衣装がステキ! 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソンと『君と歩く世界』のマティアス・スーナールツが期待に応えてセクシー担当。
2016年11月、新宿ピカデリーほかにて公開。
http://sicily-movie.com/
『パリ、恋人たちの影』2017年1月公開
フランス映画界で恋するダメ男を描かせたら右に出る者のいないフィリップ・ガレルの最新作。妻と二人三脚でドキュメンタリーを制作中の監督(スタニスラス・メラール)は、二言、三言交わしただけで若い女と浮気して、妻の浮気にはめくじらを立ててネチネチ非難。そのサイテーぶりに「自分を捨てて尽くすほどの男はいない」と断言する母の台詞が響く。それでも恋愛なしに生きられない男と女。哀しくも滑稽に映し出すモノクロームの世界が愛おしい。
2017年1月、シアター・イメージフォーラムほかにて公開。
http://www.bitters.co.jp/koibito/
『ハングリー・ハーツ』2016年10月15日公開
運命的な出会いで結婚した2人。子供が生まれ、順風満帆のはずが、子供が食べるもの触るものすべてに神経質になる妻の心は次第に壊れていく。
2016年10月15日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。
http://klockworx.com/movie/m-404328/
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『オーバー・フェンス』公開中
結婚に破れ、函館に戻ってきた男(オダギリ ジョー)が鳥の鳴き真似が得意なホステス(蒼井優)に出会う。不器用にしか生きられない男女が瀬戸際で出会い、フェンスを超えてゆく。
テアトル新宿にて公開中。
http://overfence-movie.jp/
『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』2016年11月26日公開
警官のローレル(ジュリアン・ムーア)はある日、年の離れたステイシー(エレン・ペイジ)と恋に落ちる。家を買い、共に生きる人生を手に入れた矢先、ローレルにがんが見つかる。
2016年11月26日(土)より、新宿ピカデリーほかにて公開。
http://handsoflove.jp/