『マダム・フローレンス！　夢見るふたり』2016年12月1日公開

1944年、カーネギーホール史に残るリサイタルが開かれる。76歳のマダム・フローレンス（メリル・ストリープ）の歌声は、会場を埋め尽くす観客を圧倒!?　オペラ歌手を夢見たフローレンス・ジェンキンスとパートナー（ヒュー・グラント）の人生の実話を映画化。

2016年12月1日（木）より、TOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開。
http://gaga.ne.jp/florence/

『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』2016年10月7日公開

辣腕編集者マックス・パーキンズと彼が才能を見出したトマス・ウルフが培った、パーソナルで濃密な関係に焦点を当てた実話ドラマ。小説中で精神的な父性を探し続けたウルフがマックスと出会い、二人の関係が職業を超えた擬似的な父子関係へと移行する展開。コリン・ファース＆ジュード・ロウという演技派俳優の共演を見逃せないほか、1920年代～'30年代、ヘミングウェイやフィッツジェラルドといった今や誰もが知る偉大な作家たちの医大になる前の胎動を感じられるのも魅力的だ。人妻役のニコール・キッドマンの衰えない美貌も驚愕もの。

2016年10月7日（金）TOHOシネマズ シャンテ先行公開、2016年10月14日（金）より全国公開。
http://best-seller.jp/

『永い言い訳』2016年10月14日公開

人気作家の幸夫は事故で妻を亡くすが悲しむフリしかできない。事故説明会で悲しさと怒りを爆発させる、同じように妻を亡くした陽一と出会った彼のなかに自分でも説明できない感情が芽生え始める。人間の複雑な感情を描くことに定評のある西川美和監督が直木賞候補となった自身の小説を本木雅弘主演で映画化。突然家族を失った人々が悲痛を乗り越えて人生を取り戻す姿を温かくも鋭い視線で見守る。本木の演技巧者ぶりはもちろん、竹原ピストルや子役の好演にも目を奪われる。

2016年10月14日（金）より、全国公開
http://nagai-iiwake.com/

『未来を花束にして』2017年1月下旬公開

7歳から洗濯工場で働くモード（キャリー・マリガン）は、仲間に誘われ婦人参政権運動に身を投じる。保守的な夫に家を追い出され、愛する息子とも引き離された彼女は次第に過激化。20世紀初頭、参政権を勝ち取るために戦った女性たちに光を当てる。

2017年1月下旬より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
http://mirai-hanataba.com/

『エブリバディ・ウォンツ・サム!!　世界はボクらの手の中に』2016年11月5日公開

『6歳のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督最新作。1980年秋、テキサスの大学に入学したジェイク（ブレイク・ジェナー）。新学期スタートまでの3日間、自由を満喫する若者らしいやんちゃぶりがノスタルジックに描かれる。

2016年11月5日（土）より、新宿武蔵野館ほかにて全国公開。
http://everybodywantssome.jp/

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『コンカッション』2016年10月29日公開

人気アメフト選手の変死体を検死したナイジェリア出身のオマル医師（ウィル・スミス）は脳の異常を察知。長年にわたり頭部に損傷を受けたことが死因と確信し、論文を発表。アメフトを宗教のごとく崇める社会のタブーに一石を投じた実話ドラマ。

2016年10月29日（土）より、全国公開。
http://www.kinenote.com/concussion/