イヴルルド遙華のセレブ★WATCH

【第10回】年齢を重ねるほどに輝く実力派! 大地星人セレブたち

占いチャンネルの人気連載「イヴルルド遙華のハッピー★フォーチュンセラピー」。人が持つ性質を自然界にまつわる10の主星で表す「算命学」に基づいて、 フォーチュンアドバイザーのイヴルルド遙華さんが、セレブの運勢や相性をズバリ分析。第10回は大器晩成型の実力派、大地星人セレブにフォーカス!

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運命すらプラスに変える“受け止め力”

“スクリーンの妖精”オードリー・ヘップバーンも大地星人。大きな瞳に凛とした眉、トップメゾンのミューズとしても愛され、本格的な映画初主演作となった『ローマの休日』でアカデミー賞主演女優賞を受賞するという偉業を達成しただけではなく、トニー賞やエミー賞、グラミー賞とほぼすべての賞を獲得している稀有な女優です。
 
そこまで演技派として認められながらも、晩年は慈善活動に身を捧げ、亡くなった現在でも、世界中で彼女の映像や写真を目にしない日はないほど、その人気と知名度、影響力は衰えることを知りません。
 
しかし、華々しい経歴の裏で彼女は、幼少期からさまざまな困難の日々を過ごしており、そこからコツコツと努力を重ね、成功に至ったという、まさに大地星人らしい努力と思慮の人なのです。
 
銀行家の父とオランダ貴族出身の母親という裕福な家庭に生まれたものの、家庭では争いと諍いが絶えず、第二次世界大戦が始まると父は政治活動にのめり込み、妻子を捨てて去りました。母親とオランダに暮らすことになりバレリーナを目指していたオードリーは、食糧難でチューリップの球根を食べるほど困窮していましたが、なんとか生き延び、戦争が終結。イギリス兵から差し出されたチョコレートを頬張った体験が、後の慈善活動へとつながったそうです。
 
戦時中の栄養失調の影響もあり、熱望していたバレリーナへの道も閉ざされ、母と生きていくため、生活のために始めたのが役者の仕事だったのです。そこでも、彼女は演技力が乏しいと、厳しい批判にさらされながら、必死に演技を学び、ついに作家に見出され、ブロードウェイミュージカルに出演。さらにその演技から『ローマの休日』の主演が決まり、スターへの道を駆け上っていきました。
 
今でも女性なら誰もが憧れる『ティファニーで昼食を』のヒロイン役は、当初、原作者のトルーマン・カポーティが映画化に際してマリリン・モンローをイメージしていたものの、彼女が断ったため、オードリーが引き受けたそうです。
 
このように大地星人は、困難を糧に貪欲に学び、成長していきます。大地が時間をかけてゆっくりと豊穣な大地になり、そこにたくさんの生命や植物が集まり、にぎやかな大地へと変化していくように、年齢を重ねるほどに輝くことができるのです。オードリーのように、そうせざるを得ない運命すら、自分にとってプラスなものに変換する受け止め力は、大地星人の素晴らしい才能のひとつです。

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photo : Getty Images

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