どん底のティーン時代を経て見事に復活！

ドリュー・バリモアといえば、もはや説明不要の伝説的子役。生後11カ月でCMデビューし、『E.T.』などの愛くるしい演技で人気子役として引っ張りだこ。しかし両親との関係は悪化し彼女の精神は破たん、9歳からお酒とタバコを始め、ティーンの頃にはお酒が手放せないアルコール中毒の仲間入りをし、ドラッグにも溺れリハビリを繰り返し、14歳で自殺未遂まで経験。
 
その後、『プレイボーイ』誌でヌードを披露したり、すさんだ生活を送っていたものの一転、ドラッグや大量飲酒から足を洗い、初めて製作総指揮を手掛けた『25年目のキス』が全米初登場1位のヒットを飛ばします。
 
親友であるキャメロンと共演した『チャーリーズ・エンジェル』でも製作に携わり、リメイク作品としては異例の大ヒット。さらに恋愛指南書を原作とした『そんな彼なら捨てちゃえば？』にも製作総指揮として参加、全米初登場1位という大成功を収め、今や女優というよりも、映画製作者としてもバリバリ稼ぐワーキングウーマンに成長しています。実の父からは虐待を受け、実の母親ともお金で揉め、若いころから荒れていた彼女ですが、決して自分を見失わず、社会に復帰できたのも、やはり人生のベースをしっかり整えることができたからでしょう。
 
恋多き女でもあるドリューは現在三度目の結婚中ですが、2012年に念願の第一子を出産し、公私ともにハッピームード。もはや、彼女が道を踏み外すことはないでしょう！　ラブコメディが得意な彼女が、今後どんなストーリーを届けてくれるか、楽しみですね！