セレブコラム
2017/04/04(火)
立田敦子のセレブBUZZ「SXSW 2017」

世界最大のカルチャーフェス「SXSW 2017」でBUZZった映画とは?

米国テキサス州オースティンで3月10日〜19日に開催されたSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2017に参加した、映画ライターの立田敦子さんが現地で入手した、映画界のトレンドキーワードは?

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ゲストスピーカーとして登壇したファッションデザイナーのマーク・ジェイコブス。

ツイッターや『ムーンライト』監督などを輩出したカルチャーの登竜門

 1987年に音楽フェスティルとして始まったSXSWは、その後、映画、インタラクティティヴ、コメディなどの部門も追加され、現在では、10日間で20万人以上の人が訪れる世界的なマルチメディア・イベントに成長。特に、2007年にツイッターを輩出したあたりから、スタートアップの拠点としても注目度が高まっている。
 
 去年はゲストスピーカーとして当時、現役の大統領だったバラク・オバマとミッシェル夫人がそれぞれキーノート(講演)に登場したことでも話題になったが、今年は、デザイナーのマーク・ジェイコブズや音楽界の重鎮ナイル・ロジャースなどが講演を行った。
 
 映画部門では、去年のJ.J.エイブラムズに続き、SWファミリーからギャレス・エドワーズがキーノートに登場。ギャレスは、2010年に監督デビュー作『モンスター/地球以外生命体』がSXSWで上映されているが、『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』の大成功によってオースティンに凱旋!
 
 映画部門は、新人監督の登竜門とされてきたサンダンス映画祭(1月下旬に開催)に近い存在だったが、近年はそのサンダンスを超えた(?)ともいわれるほどなかなかいい作品をラインナップ。そういえば、今年3月、長編第2作目にして、アカデミー賞作品賞を受賞した注目の新進監督バリー・ジェンキンスのデビュー作『Medicine for Melancholy』(08年、日本未公開)もSXSWで注目を集めた作品だった。

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Text: Atsuko Tatsuta Photo:Aflo

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