ファンタビ続編にも出演! ロンドン出身の気鋭カラム・ターナーの魅力とは?
2018/04/06(金)
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カーシー・クレモンズ(Kiersey Clemons)、カラム・ターナー(Callum Turner)

どんなに売れっ子になっても平常心を保つよう努力

—文学的な興味もあるのなら、この映画の選曲は興味深かったのでは? 特にボブ・ディランとかサイモン&ガーファンクルは。あなたの時代の音楽じゃないですけどね。
 
サイモン&ガーファンクルもボブ・ディランも僕らの時代の音楽だよ。彼らの音楽は、タイムレスだからね! この映画に関わる前から聴いていたし、共鳴するものを感じていたよ。おそらくボブ・ディランの詞は、100年後だって古さを感じさせないものだと思う。
 
—好きな曲は?

ボブ・ディランなら「レイ・レイディ・レイ」「アイ&アイ」「風に吹かれて」 「アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト」「ヴィジョン・フロム・ジョアンナ」「ザ・マン・イン・ミー」。「マン・アンド・ミー」はコーエン兄弟の『ビック・リボウスキー』にも使われていたんじゃないな?
 
—今年は、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』という大作も控えていますね。トーマスと違って、人生の軌道にのっている気がしますが。
 
確かに、トーマスは、地に足がついてないけど、僕は地に足が着いた生活を日々送ろうと努力しているよ。あせらず平常心を保ちながらやって努力しているんだ。4年後にオスカー取れるかな、とか、こんな監督と仕事がしたいなとか、余計なことは考えないようにしているよ。ちょっとした心のスキに不安感や迷いが入り込むからね。今、目の前のことに集中することが大事だと思うんだ。

Interview & Text: Atsuko Tatsuta  Photo:© 2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC

  • 『さよなら、僕のマンハッタン』
    大学卒業を機にアッパー・ウエストサイドの親元からロウアー・イーストサイドに引っ越したトーマス(カラム・ターナー)は、同じアパートに住む小説家の男(ジェフ・ブリッジス)と出会い、彼から人生のアドバイスを受けることに。ある日、想いを寄せる女の子(カーシー・クレモンズ)と行った店で、偶然に父(ピアース・ブロスナン)とその愛人(ケイト・ベッキンセール)の密会を目撃したことから、思わぬ事態に……。『(500)日のサマー』の以前より温めていた脚本を10年の時を経て映画化。
    2018年4月14日より公開。
    http://www.longride.jp/olb-movie/

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