悪役を演じる『マイティ・ソー』続編も公開間近！

そして、もう1本。年明けの2月には大ヒットシリーズの続編『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』も公開になる。マーベル・コミックの人気キャラクターが総結集した『アベンジャーズ』（2012年）の世界的大ヒットで“ロキ”というキャラクターも人気が急上昇したが、今回はその“アベンジャーズ”の戦いから1年後のロンドンが舞台だ。
 
原因不明の重力異常が発生した。これを調査していたソーの恋人であり天文物理学者のジェーンだが、この怪異は、宇宙が誕生する以前から存在していた闇の力を復活させ、地球侵略を足掛かりにして全宇宙の滅亡、つまりは宇宙全体を自らが統治するダークワールドへ変えることを企むダーク・エルフの仕業だった。ソーが考え出した秘策は、投獄中の弟ロキを利用すること……。作品もスケールアップしているが、“ロキ”の邪悪な美しさにもさらに磨きがかかっている。
 
ちなみに、トム・ヒドルストンは、英国ウィリアム王子と同じ名門パブリックスクールのイートン校→ケンブリッジ大学、王立演劇学校を卒業という秀才。実際に会うと、187cmという長身の上品な紳士。アクの強い役もこのところ多いけれど、素顔を生かした正統派のイケメン役とかも今後は演じていただきたいですね！