古代エジプトの時代より、“太陽の花嫁”とも称されるカレンドラ。軽やかな種子は風に乗って舞い、またアリなどの昆虫によって運ばれてさまざまなところで発芽する。繁殖力に長けたカレンドラの花は、生命力に満ち、太陽の光を浴びて輝くよう。カレンドラのほか、カモミールに白樺を加えた3種のハーブをオイルで漬け込んで抽出。保湿力に優れ、肌荒れを防止する効果もあるボディオイルは、肌と心を温めてくれるお守りのようなオイル。
　　
「髪の毛も含め、全身に使えるのがうれしい。冷房の効いたオフィスで仕事をするときは、手でじっくりと温めてから、二の腕やももの裏側に塗っています。これらの部分は冷えることで脂肪細胞がつきやすくなるのですが、オイルをつけると体が温まるのを実感。首の下や耳の下あたりも凝りやすいので、よくマッサージしますね。朝のシャワー後、ヨガの前につけると集中力もアップ。爽やかなレモンの香りですっきりします」――マミさん

高山に生息するアルニカ。「ヴェレダ」の化粧品や医薬品の原料となるアルニカは、ルーマニアのカルパチア山脈で採取された野生のもの。花の部分には150種もの有用成分が含まれているとされ、「ヴェレダ」では80年以上も前からこのハーブの成分をチンキとして抽出し活用してきた。このオイルは、血行をよくして体を温める働きに優れ、コリをほぐして代謝を高める作用がある。アスリートが愛用することでも知られる定番のオイル。
　　
「山の中、連日かなりの道のりを歩くフジロックフェスティバル。筋肉痛に苦しむ人も続出するのですが、私は毎晩テントでこのオイルを、ふくらはぎや太もも、腰など下半身を中心に塗りまくり。代謝を高めて血行を促進してくれるせいか、コリや疲れとも無縁で最終日まですべてのプログラムを楽しめました！　アスリートがトレーニングの前後に使っているというのもうなづけます」――マミさん