【TIPS1】彫りの深い立体小顔を手に入れるには?
今年のベースメイクトレンドを語る上で外せないのが、シャープなフェイスラインが手に入るという“肌のコントアリング”。厚めのニットやコートなど、重厚感のあるファッションに映える美しい小顔を手に入れるには、2つのポイントがあるのだそう。
「キュッと引き締まった小顔を演出したいなら、コントアーメイクにTRYするのが最短ルート。優秀なアイテムも豊作でしたね。テクニックとして挙げられるのは、2パターン。ベースとして仕込むのであれば、練り状のスティックタイプを直塗りして、スポンジで頬骨やフェイスラインのうえを滑らせるようになじませて。シャープな印象に仕上がります。もう1つは最後に影として入れる方法。チークをのせたらパウダータイプのシェーディングを頬骨の下にオン。チークの下に入れながらなじませるのがコツです。大きなブラシを使用すれば、忙しい朝や夕方でも失敗することなく美しくのせられますよ」
1.フェイスステュディオ Vフェイス デュオスティック/メイベリン ニューヨーク
パールとマットのWのテクスチャーでメリハリのある立体小顔へ導く。高くみせたいパーツにハイライトを、小さく&引き締めたい所にシェーディングをといったように、テクニックレスで簡単にコントアーメイクが楽しめるのも◎。
2.デザイニング フェイスカラーパレット/イプサ
光と色調、そして質感によって顔に陰影を描くという新発想のパレット。全15種の中からブランド独自の肌測定器によって肌色×血色感のバランスを判定のうえセレクト。自身に足りない色彩を補整したり助長しながら美しい顔立ちを演出する。
3. コントゥアーブラッシュ/ナーズ
独自の“コントゥアリングパウダー”が加齢による輪郭のゆるみもキュッと引き締め、彫りの深い顔立ちに。明るいシェードは頬骨上からこめかみへ、ダークシェードは頬骨下から髪の生えぎわへサッとのせて。
Photo : Imaxtree
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今回お話を伺ったのは…MICHIRUさん
メイクアップ&ビューティディレクター。渡仏、渡米を経て帰国後、国内外のファッション誌や広告、ショー、そして女優やアーティストのメイクなども数多く手がける。化粧品関連のアドバイザーやコンサルタント、商品開発、ミネラルコスメのクリエイティブ ディレクターなども担当。オーガニックへの造詣も深くヨガやアロマ、ヒーリングなど肌、心、体の内側からきれいになれるインナービューティを提唱するなど幅広いフィールドで活動。著書『Make You Up 』。