【TIPS3】丹念なリップケアで深みカラーの映える唇に
ディープカラーや鮮やかな発色が魅力のマットリップは今季の流行。ぜひ取り入れたいところだけれど、荒れた唇の上にのせてしまうとかえってひびやかさつきが目立ってしまい、残念なことに。リップクリームを塗り重ねるだけではもうどうにもならない唇に、とっておきの方法があるのだとか。
「唇の荒れには断然、シュガースクラブですね。まずお湯でしっかり温めたらスクラブをオン。綿棒でシュガーを取るようにクルクルとマッサージするようになじませれば、唇のかわがツルッと剥け、ぷるぷるの唇になります。なお、色みの深いリップは直塗りしてから指でなじませれば自然な仕上がりに。一方、内側に塗ってから外側に向けて色を広げていけばにじんだような印象に。ライナーで象るとモードにより過ぎてしまうので、今冬は避けた方が良いですね。また、ネクストトレンドとしてマークしたいのは、ラメの存在感が際立つトーンや偏光リップ。上唇の山や下唇のキワなどをメインに、立体感を意識しながらのせてみて」
1.ルージュ アリュール インク 154/シャネル
マットテクスチャーと濃厚カラーの両方を兼ね備えた今季の“It”ルージュ。均一に微細ピグメントが広がることによりムラのないセンシュアルな唇が完成する。
2.シュガースクラブ/ブラウンシュガーファースト
リップケアでも安心なオーガニックスクラブ。シュガーは体温で溶けてなくなるので口回りに粒が残る心配は皆無。また、ココナッツオイル配合なので、保湿もこのスクラブで完了してしまうという手軽さも根強い人気の理由。
3.ルージュ ヴォリュプテ シャイン 56/イヴ・サンローラン・ボーテ
繊細なツヤと優しい発色で、唇に艶やかな立体感をプラスしてくれる官能リップ。トップコートとして他のリップと重ねれば肌に一層溶け込むようなニュアンスに。ノエル、そして次季トレンドに備えて今からポーチにIN!
4.シマリング リップジャム 23/THREE
柔らかなピンクをはらんだブラウンカラー。7種の植物オイル配合で、かさつきがちな冬の唇をやさしく保湿してくれる。存在感を放つラメとセンシュアルな光沢感で来季トレンドへのシフトチェンジは万全。
Photo : Imaxtree
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今回お話を伺ったのは…MICHIRUさん
メイクアップ&ビューティディレクター。渡仏、渡米を経て帰国後、国内外のファッション誌や広告、ショー、そして女優やアーティストのメイクなども数多く手がける。化粧品関連のアドバイザーやコンサルタント、商品開発、ミネラルコスメのクリエイティブ ディレクターなども担当。オーガニックへの造詣も深くヨガやアロマ、ヒーリングなど肌、心、体の内側からきれいになれるインナービューティを提唱するなど幅広いフィールドで活動。著書『Make You Up 』。