ブラシを使うのはちょっと待って
意外に思うかもしれないけど、髪は湿っている時が一番柔らかくダメージを受けやすいため、パドルブラシでそのままとかすのは実はNG。
「まずは目の粗い櫛でスタートするべき。力を込めて強くブラシをかける必要はありません。髪の毛先から始めて、上に進めていきます。そうしないと絡まりを引っ張ってしまうだけです。ダメージを防ぐためには、この段階をしっかり時間をとることが大切。髪をいくつかのパートに分けてとかしてください」とスティーヴ。
たとえば、『Michael Van Clarke』の“Clarke 3 More Inches Large Safety Comb”は、それぞれの歯が手作業で仕上げられた強化ゴム製のコームで、キューティクルが剥がれるリスクは一切ないのだそう。髪が引っかかることもほとんどなく、滑るようにとかすことができる。また、ストレートヘアであれば、『Lee Stafford』の“Comb It Out Comb”が、髪のもつれをほぐすのに最適。セラミック技術で乾いた髪に櫛を入れても、縮毛を防いでくれるのだ。
translation : Naoko Ogata、text : Nathalie Lima Konishi、photo : Getty Images