ヘアブローのやり方を見直してみる
特に寒い冬には、びしょ濡れの髪をヘアドライヤーで一気に乾かしたくなる。が、もし本気で枝毛を防ぎたいなら、可能な限りある程度自然乾燥させるのがおすすめ。さらに良いのは、毛先には一切ドライヤーを当てないことだ。
「ドライヤーは60~90%乾いている状態でストップするのが理想。熱が髪に当たっている時間が長いほどダメージは起きやすくなります。さらに、質の高いヒートプロテクタントを使い、毛先に熱が直接当たらないように気をつけてください。また、根元と中間に重点を置いて、毛先は余熱で乾かすイメージで。熱を均等にあてるために、ドライヤーの吹き出し口は常に動かすことが大切です。また、なるべく冷風モードで乾かすようにしてください」とサム。
「決してドライヤーの吹き出し口を毛に直接当てないで。もし髪を守りたいなら、ヘアドライヤーは髪をスタイリングしたり、キューティクルを滑らかにする目的だけに使用して、さらにドライヤーの位置は髪とブラシから離してください」と、ロンドンにあるヘアサロン「Electric Hair Group」のアートディレクター、スティーヴ・ロビンソンも語っている。
translation : Naoko Ogata、text : Nathalie Lima Konishi、photo : Getty Images