エル・エディターがカンヌを総括! ビューティルックのOK&NG
煌びやかなムードを残したまま、閉会した第69回カンヌ国際映画祭。参加していたセレブたちは、連日上映会やフォトセッションに参加するなど、美に対しても気合十分! そこで今回は、日々セレブをくまなくパトロールしているエルのビューティチームが、今年のルックを一刀両断! お手本にしたいセレブを早速チェック!
カンヌのビューティアワードの制したのは?
N:去年に引き続き、どのセレブも素肌感を大切にしていたイメージ。でも、今年はインパクトのあるアイラインやアイシャドウでカラーメイクを楽しんでいた印象でしたね。囲みアイメイクやダークリップは、秋に備えて今からアイテムをチェックしておいた方がよさそう。
M:カンヌならではのヌケ感ヘアも人気でしたね。皆は、ビューティの“パルムドール”をあげるとしたら、どのセレブにしますか?
T:私はリリー・ローズ・デップ! レッドカーペットでみせてくれたゴールド×キャットラインのメイクも最高だったけど、オフショットのこなれ感は言うことナシ! 肌や頬に透け感があるのに、ピンクのアイシャドウでリラックス感が一層プラスされてるのが◎。母であるヴァネッサ・パラディから「シャネル」のフレグランスのミューズも引き継いだことだし、今後どう成長していくのか楽しみ。
M:私は幸福感あふれるブレイク・ライブリーを表彰したい! プレママにもかかわらず、ダウンスタイルにハイポニー、プリンセスのようなアップ、さらには編み込みまで、本当にヘアのバリエーションの多さに驚いた。彼女の顔立ちに合う細眉も、このままトレンドに流されず、あえて貫いてほしい!
T:ブレイクは、ピンクリップを操るのが本当に上手! 白っぽいものからコーラル調までシーンに応じて使い分けているよね。
N:私は男前なシャーリーズ・セロンに心を奪われました。年齢に応じた控えめなメイクにもかかわらず、逃げも隠れもできないこのヘアスタイルを選ぶとは。日々のケアもマインドも行き届いていないと難しいんだろうな、と。しかも、フォトセッションではゆるっとしたダウンヘアにレースのフェミニンなワンピースをまとっていて。そのギャップとバリエーションの広さに感動。自分も、もう少し日々のケアを丁寧に行おうと、心に誓いました(笑)。
photo :Getty Images