特集(エディターズPICK)
2016/05/27(金)

エル・エディターがカンヌを総括! ビューティルックのOK&NG

煌びやかなムードを残したまま、閉会した第69回カンヌ国際映画祭。参加していたセレブたちは、連日上映会やフォトセッションに参加するなど、美に対しても気合十分! そこで今回は、日々セレブをくまなくパトロールしているエルのビューティチームが、今年のルックを一刀両断! お手本にしたいセレブを早速チェック!

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マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)、クリステン・スチュワート(Kristen Stewart)

女優は20代で自分流メイクを確立する!?

エディターN(以下N):今年のカンヌのメンバーも豪華でしたね! 世界中の名だたるセレブが集まるだけあって、ウォッチしていると時間がいくらあっても足りなくて……。今回、ビューティで気になるセレブはいましたか?
 
エディターT(以下T):真っ先にチェックしたのがマリオン・コテイヤール! この安定感のある美しさを早く見たくてウズウズしてました。レッドカーペットで魅せたアップスタイル×プラムリップもフレンチシックで素敵だったけど、オフショットで見せたダウンヘアもヌケ感たっぷり。
 
エディターM(以下M):いくつになっても彼女は“マリオン・コティヤール”なんだなと、カンヌのたびに思う(笑)。ピーチリップも、プライベートタイムでは定番なんだろうなと思うくらいこなれていますね。
 
N:早い段階から自分なりのビューティルールを完成させたイメージがあるな。例えば、メイクそのものはシンプルにするけど、まつ毛だけはしっかり塗る、とかね。
 
T:そうそう! マリオンの場合、肌がロースキンというかベースメイクがとにかく薄い。マット肌のマリオンなんて、まず想像つかない(笑)。美しいベースがあってこそ、自身のパーツを生かしたリップや目の形を象るブラックラインやマスカラを楽しんでいるイメージ。
 
M:でもそういった意味ではクリステン・スチュワートも有望株! まだ20代半ばにも関わらず、最近急激に自分なりのスタイルを確立してきた気がする! 
 
N:確かにこの赤リップ使いは、なかなかマネできないと思う。セクシーに寄りがちな色なのに、彼女の顔立ちとヘアスタイルにかかればマニッシュな雰囲気になりますよね。
 
M:一見、“ザ・男前”なんだけど、どこか女性的というか。今年の秋冬らしい囲みアイラインも、トレンドを分かっている感じがしてさすがです。
 
T:実はクリステンのメイクが、連日いちばん気になった! 目の上下を真っ赤なアイシャドウで囲むなど時折チャレンジングだったりもしたけど、ポリシーがないと彼女らしさは出ないよね。このタイミングで、元カノとのデートシーンがキャッチされたり復縁したりと、プライベートも何かと賑やかだったけど……。
 
N:女優はいろんなことを芸の肥やしにして、磨き上げられた30代に突入するのかもね!

photo :Getty Images

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