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photo:Imaxtree

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BEST3「ヘルムート・ラング」

ビューティエディターA編  
 
パワーに満ちみちていた90年代のスーパーモデル全盛時代、個性的な顔立ちと雰囲気で人気を博したカーティス・オーウェンを鮮烈に思い出させた「ヘルムート・ラング」。90年代の再解釈だけではなく、現代なりの空気感と洗練されたニュアンスを感じさせたメイクに1票! ナチュラルトーンが目立った2014春夏NYコレクションのなかにあって、「白ルックを引き立てるのは赤でしょ」と言わんばかりのこっくりとした赤リップ使い。しかもこの秋のトレンドでもある指でトントンとタッピングしたかのような、あえてきっちりラインを取らない塗り方にも旬のエッセンスを放出。 
 
口元にポイントをおきつつ、出ました!低めチーク。頬骨から顎のラインをなぞるように入れた赤めのチークで、少女のようなイノセントさも感じさせている。さらに気になったのは、巫女さんを思わせるこのヘアスタイル。フロントをスリークに7:3にわけ、後ろはゆるさとタイトさのせめぎあい。なんだか、ストイックな面とレイドバックしたゆるい面が共存したようなこのニュアンスがたまらんです。

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