18世紀のフランスをテーマにした「ARTY FRAGRANCE」のバロック・コレクションより、ヴェルサイユにちなんだキャンドルをピックアップ。手前のブラックのパッケージは"Lux（リュクス）"。「ヴェルサイユ宮殿内（非公開）のアパルトマンを月曜の朝（休館日）に訪れると、掃除をすませ、ミツロウで隅々まで磨かれた室内の香りがとても印象的なんです」と語るエリザベットさん。18世紀の王室に漂っていた、木の床や調度、そこに漂うハチミツ、ミツロウの香りを表現したキャンドル。ヴェルサイユ宮殿のあらゆる場所に出入りを許されるエリザベットさんならではのクリエーションといえる。
　　
奥の白いボトルは、「ARTY FRAGRANCE」の、宮廷コレクションのキャンドルシリーズ。"Délice des Libertins（デリス・デ・リベルタン）"と名づけられたこちらは、ルイ15世がポンパドール夫人と共に愛飲したショコラのセンシュアリティを表現したという香り。バニラ、ムスク（じゃ香）、シルバー・アンバー（竜ぜん香／琥珀）入りの濃厚なショコラ香が楽しめる。