器を見て「こんな料理をこんな風に盛りたい」とインスパイアされることもあれば、「この料理ならこんな器がいい」と料理主体で器を選ぶことがあります。大きな絵柄が入ったものや形が独特なものなど、個性的な器は使いづらいと思うかもしれませんが、例えば大胆な絵付けの皿などは、絵柄を隠すように盛り付けて、食べ終えたら絵全体が見えてくるような仕掛けで遊んでもいいし、絵柄と料理でデザインが完成するように盛っても楽しい。変わった形なら、ただフルーツを盛るだけで絵になることもあります。器と料理が重なってひとつの景色を作る、そんな想像をしながら楽しんでみては？