ある食材を使うと、いつものスコーンが驚きのおいしさに!
いつどこで食べれば幸せな気分にしてくれる、焼き立てのスコーン。ジャムはもちろん、チキンとはちみつをのせたり、卵をはさんだり、生地にチーズとペッパーを混ぜて焼いたり……と、おやつにも食事にもなるうれしいベイクメニューだ。普段、スコーンを手作りしている人も多いと思うけど、今回は、なめらかな食感とほどよい酸味を与えてくれるとびきりの隠し味を教えちゃう。
スコーンに混ぜたらおいしくなるもの、それは「ギリシャヨーグルト」。ギリシャヨーグルトといえば、チーズと置き換えてカロリーを控えるレシピはよく見かけるけれど、もっと活用しないともったいない便利な食材だって知ってた?
ではここで、手軽で温かみのあるレシピで定評のあるブロガーのマリアさんがアドバイスするギリシャヨーグルト入りスコーンの作り方をご紹介。方法はいたってシンプルで、通常のレシピに記載されているバターミルクを同量のギリシャヨーグルトに置き換えるだけ! ほんのりした酸味はそのままに、バターの使用量もカロリーも抑えられ、タンパク質はなんと2倍に! ちなみに、米国農務省のデータによる食品のタンパク質含有量を調べてみると、バターミルクでは1カップ(約236ml)につき約8gなのに対して、ギリシャヨーグルトは17gも。
この置き換えレシピは登録栄養士のヘザー・スティールさんのお墨付きでもあって、「私は毎日、顧客にこのテクニックを教えています。私はギリシャヨーグルト信者なんです」と力説。さらに「ギリシャヨーグルトは無脂肪なので、バターやバターミルクを使うよりも断然脂肪分を抑えられます。それにタンパク質も豊富ですし、食事の栄養価がグンと高まりますよ!」とも。ちなみに、著名な料理家たちも、ギリシャヨーグルトを使ったスコーンを支持しているそう。
original text : Megan Shepherd translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images