チョコチップクッキーをおいしく作るコツとは?
昔ながらの素朴なスイーツ、チョコチップクッキー。でも一部の菓子職人たちに言わせると、完璧な焼き方を習得するのは難しいのだそう。レシピをほんの少し変えるだけで、またはちょっと焼き時間を変えるだけで、オーブンから出したときの見た目や食感、味が激変するとか! あなたのお母さんの手作りクッキーが市販のクッキーとまったく違う姿で味だったのもそれが理由。もし「お手製のチョコレートチップクッキーをランクアップさせたい」、「ケーキのようにしっとりとしたクッキーを焼きたい」、と思っているなら、これから紹介するプロからのアドバイスをぜひ参考にしてみて。彼らが使う意外な材料が、あなたのクッキーをぐっとおいしくしてくれるはず!
ブラウンシュガーではなく白砂糖を使うと、薄くてパリっとしたクッキーに
テレビ局「Food Network」のシェフで天才食品科学者のアルトン・ブラウンさんは、自分の人気テレビ番組「Good Eats」でチョコレートチップクッキーのレシピをどう変えるとテクスチャーを変え、グレードアップさせることができるのかを、明かしたことがあるそう。その放送回は伝説になっているとか! その中で紹介された3種類のクッキーで一番人気だったのはねっとりとした噛み応えのあるクッキー。でも、薄くてパリっとしたクッキーを作るときの天才的なアイデアにも注目だ。それは、白砂糖をブラウンシュガーよりも多く使うというテクニック。ウェブサイト「Serious Eats」によると、白砂糖はブラウンシュガーに比べて膨化作用が少ない。そのためクッキーは上に膨らまずに横に広がり、薄くてパリっとした食感に焼きあがるという。
original text : Heather Finn translation : Yoko Nagasaka photo : Getty Images
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。